女性と円満に過ごす会話術
聞き上手がモテると言われた時代がありました。確かに聞き上手は女性のみならず誰からも親しまれ、結果相手との距離を縮めやすいという長所がありますね。しかし元々聞き上手ではない方が聞き上手となろうという気持ちのあまり、まだ相手がまだ話すつもりがないのに無理に話させようとするなど、逆に相手から嫌われる行為となってしまうケースもあります。現実的に聞き手としてならどんな会話術が今有効なのか、ちょっと整理してみました。
・聞くタイミングに長けた聞き上手
相手が話したくなるまではそっとしておき、変に傷口やトラブルを広げず、相手から来るのを待つ。但し「何かあったらいつでも相談乗るからね」という一言フォローは忘れない。鳴くまで待とうホトトギス派がやはり強いです。
・折り返しの質問は短く
相談事を聞いている時に、どうしても質問を挟まなければならない時ってありますよね。その質問なのですが言葉選びが非常に重要なのです。つまり極力短い言葉で要点を押さえた質問である必要があります。挟む言葉を短くすることで、相手は会話のリズムを保ったままでいられます。もし挟まれた質問が長いと相手はリズムを失い、下手をすると話の腰を折られたと感じることも。相手が話したい時なのですから相手のリズムを尊重しましょう。
・話の総括はポジティブに
こちらも言葉選び系です。相手にダメ出しをしたいときでも言葉をなんとか選び、相手のネガティブな気持ちを払拭させることから始めましょう。相談事をする相手として好かれるタイプは「話してスッキリできる相手」という点が「豊富な知識を有する相手」に勝ります。知識があった方がもちろんいいですが。
例えば仕事で同僚がスタンドプレーで間違いを起こし改善の相談を受けたとしましょう。どうして間違った判断をしたのかを確認し、「その場にいたら僕もその判断しちゃうよ!」と等と一旦同調するのもテクニックです。「これで次から判断の前に周囲に確認できるようになった筈だからもう大丈夫だよ。」などと肯定的に誘導します。人間ネガティブな時にネガティブな追求をされてもさっぱり耳に残りません。それであればまず空気を入れ替え、会話が耳に残る状態を構築する方がベターです。
聞くのも意外と大変で、実は人生経験が高い方が簡単に得られるスキルです。日々精進。これこそが真骨頂で毎日楽に1日を終えようとしていると身につかないものだったりします。