Suicaに1000円だけの男はモテないのか?
SuicaやICOCAなどの交通機関系ICカードに1000円しか入っていない男子はモテないとのネット記事が出回りました。あちこちに転載され反響があったことから、実際に1000円くらいしか入れていない方が多かったことが想像できます。現金でもクレジットカードでもないSuicaやICOCAにチャージすることはキャッシュを死蔵させている感覚を伴うことがあり、別に必要最低分入っていればいいじゃないかという考え方が中心ですよね。
・普段の移動が車の方
・普段の電車移動が定期券の範囲のみの方
などは基本的にチャージ不要と考えるでしょう。まぁ何かあれば使うかな、と保険的に1000円程度入っていれば事足ります。基本的には自分が不便かどうかで判断すべきなのです。
では何故女性層がSuica1000円男子に反応したかを考えましょう。
・実は女性は電子マネーをよく使う
・nanacoやwaonなどコンビニなどでポイント付与されるカードの所有率が高い
・レジでカードを出す際に、そのままカードで支払うと楽
・その為に高額チャージしている女性が多い
・電子マネーを常用しているとチャージ額が財布の中身と同様に錯覚する
いわば電子マネーのチャージ額は財布の中身と同様と考えるか否かという局面にあたっているのです。数百円しかない残高をチラ見してしまった時に、その持ち主に生々しい生活感貧乏感を感じる女性がいたとしても不思議ではありません。例えその持ち主が他に常用するカードがあって、そちらに高額チャージしていても、です。
支払い習慣が異なることでチャージ額に過敏となる層がいたというだけで、本来特に気にするものでもないでしょう。クレジットカードがゴールドやブラックだと男が1ランク上に見えるという話と同様です。万が一マイナスに見られるリスクを負いたくなければ、いつかは使うでしょうから多めにチャージしておけば良いだけです。
まぁ残高がなぜか他人に見られてしまう今のシステム上、ちょっと多めに入れておきましょうか。給料日前にコンビニ等で使えば良いだけですしね。面倒な時代になりましたね。