小中学生で恋愛ブーム~一応小耳に
恐ろしい時代になったものです。最近の小中学生は付き合うのが当たり前、と。勿論買い物に付き合うなどではありません。恋愛です。いえ中学生であれば充分解るんですが、小学生ですよ!小学生!
2014年7月12日放送のNHK/Eテレ番組”エデュカチオ!”にて「イマドキの子どもの恋愛事情!」という特集が組まれました。背景は恋愛の低年齢化を指すものです。番組中の小中学生への街頭インタビューでは
「クラスで40人くらいいて、付き合っていない子は2人くらいしかいない」
(中学1年生女子)
などのコメントもあっさり飛び出しました。きっと極端な例でり極端なコメントなのだろうと自分に言い聞かせながら見守りましたが、現実に小中学生の恋愛ブームは到来しているようです。
女子小学生向けファッション雑誌「ニコ☆プチ」(新潮社)の小学生モデル曰く
「女子から告白することが多く、他学年との交際もある」
どんどん生々しい事情が年端も行かない子供の口から溢れ出ました。
ニコ☆プチさんのアンケート(対象:読者3000名)でも小学校高学年の約25%が付き合っているとのこと。
昭和女子大学教授の臨床心理士・山崎洋史さんは、小中学生の交際を「ステータスになっているのは間違いありません」と指摘しました。背伸びしたい年代であり、恋愛を推進させるメディア達の存在も有るでしょう。特に小学校高学年女子向けの雑誌の特集はかなり恋愛を意識させるものがあり、大人への背伸びを促す内容が多くなってきています。そうした女子読者への誘導的な特集の影響か、告白は女子からの比率が高いとのこと。
もっとも小学生のことですから、付き合う=手を繋ぐ、なのかキスをするなのかは私たち大人は知る由も無く、微笑ましい光景として見守るべきなのかもしれませんが……問題は、言いたいことは、若すぎるという面ではなく25%やら95%やらが付き合っているという数字の方です!私たち大人ももっと恋愛ブームに傾いた方がいいんじゃないでしょうか?!