PCやスマホ性能を比較説明できる男子に
来るぞ来るぞと言われていたApple社のiMac新機種が遂に発表されました。廉価版であろうとの予想通り、従来機種より手の届きやすい価格が設定されたのですが、問題はその性能。かなりの低スペックでファンはずっこけました。恐らく教育現場用であったり病院などの医療機関向けの機種ではないかと騒がれています。
さて。
PCやスマホのスペックって良く騒がれますけど、女性から「どの機種が良いの?」と聞かれた時に相手がわかりやすく、またマニアだオタだと思われないような説明が出来ますか?デザインで選びたい相手に「それは地雷機種だから」と伝えたい時、さっと相手に理解させられるように一度おさらいしておきましょう。
PCやスマホはレストランで例えましょう。
CPUとはシェフです。デュアルコア(2コア)やクアッドコア(4コア)とはシェフが2人や4人いることを指します。コア(シェフ)が多ければ同時に色んな料理を作らせてもパニックにならない=フリーズしません。
尚処理速度(1.4GHz等)とは料理を作るスピードです。勿論早いに越したことはないですがバッテリーを食うので、ノートPCやスマホでは普段の軽い動きは低速で動き、動画やゲーム再生時には本気を出して高速で動くなどの処理がされています。最近では数字上のスピードよりもバランスが重視される項目です。
メモリとは調理場です。大きければ大きいほど料理場が広く料理がしやすくなります。1ルームアパートのキッチンのように狭い料理場だと有能なシェフがいても料理が進みませんよね。
注意点として本来データ倉庫を指す部品について、PCではHDD=ハードディスク、また高速のSSDなどが主流で呼び名も定着していますが、スマホにおいてはこの倉庫もメモリと呼ばれます。紛らわしいです。まぁ両方大きければいいんですが。
iOSは料理場と倉庫を一体化し1つのメモリとして扱っています。Androidは料理場(システムメモリ)と倉庫(ユーザーメモリ)を分けています。Androidの場合、倉庫をSDカードにより追加できる点は人気の一つに挙げられています
グラフィックチップとは料理の盛り付けを行う担当のようなものです。シェフであるCPUのサポート役で、映像などの制御を専門に行います。CPUだけでもアプリは動いたのですが、近年美麗なグラフィックのアプリが増え、CPUだけでは負担が掛かるという理由でこのような映像専用の部品が生まれ作業分担するようになりました。
PCではグラフィックチップと呼ばれ基盤についています。しかしこれは性能が低めなので動画編集や3Dゲームをやりたい人はより高機能な専用基盤であるグラフィックボードを装着します。良いグラフィックボードならPS3以上の画質のゲームもサクサク動きます。
スマホの場合はグラフィックチップとCPUが一体化してあります。ですのでCPUだけを考えればOKです。
欲張ってPCとスマホを同時説明してしまいました。如何でしょう?解り辛かったですか?