リビングTVが変わる!ChromeCastとApple TV
ノートPCやスマホでなく、TVの大画面でYoutubeなどを楽しみたい時にどうしますか?最近では選択肢が色々増えてきていますね。遂に28日よりGoogleのChromeCastが日本でも発売となり各陣営のTV接続アイテムが出揃いました。簡単にライバル機種となるApple TVと比較してみましょう。
●ChromeCastって何?
Android機やPCを経由してYoutube動画やGoogle Play映画&ビデオ、Docomoのdビデオ、auのビデオパスなどをTVやモニターで楽しむ為の端末です。
特徴は安さ。4200円とこの手の端末としては非常に攻撃的な価格設定となります。
Android機やiOS機、またPCがいわばリモコンとしての役割となり、見たい映像などを選ぶと接続したTVやモニターで再生されます。接続はWiFi接続です。
またPCのChromeブラウザ画面をTVやモニターに表示できます。この機能によりブラウザで再生可能なサイトやGoogle Map、ニコニコ動画やブラウザゲームなどをTVで楽しめます。
但しYoutubeに関しては例えば再生機能付きTVでも見れましたし、PS3ではコントローラーだと面倒な文字入力を代わりにAndroid機等で行うというChromeCastに似たリモコン機能に対応しています。
その為に真新しさは感じないChromeCastですが、WiFi環境があれば安さと手軽さで使ってみたくなる端末ですね。PCが有ればChromeブラウザとの連携はやはり便利でしょう。人が集まった時などブラウザを皆で見たいケースって意外と有りますよ。
●対するApple TV
ChromeCast同様にTVで様々なコンテントを閲覧する為の端末です。
特徴はMacの画面やiPhone/iPadなどAir Play機能に対応しているApple社端末の画面をそのままTVにリアルタイム表示するミラーリング機能が付いていること。Macの他にiOSアプリなども全てそのまま表示する形になりますのでChromeCastと比較して出来ることが多岐に渡ります。
映画やビデオなどの映像の購入はiTune Storeより。こちらもラインアップは基本的に問題ないでしょう。
価格は9800円。この価格差をどう見るかですね。正直な所どちらも安いと感じますしそもそもAndroid機は非対応ですのでAndroid派は迷いが少ないのかもしれません。もっともApple TVは6月のWWDCにて新機種の発表が噂されています。
●生活に与える影響
1人の世界にこもりたい時、好きな人といる時、誰かが集まった時、TVに好みな映像をさっと流したり思い出の写真を大画面で見たり、オススメのサイトを紹介したりと大画面のTVやモニターで表示できるということは実は相当に便利で使い勝手のあるものです。端末の値段が低く抑えられたことで普及が進みヒットアイテムとなることでしょう。
戦々恐々としているのは視聴率が更に落ちそうなTV業界や、レンタルビデオ業界でしょうか。YouTubeを筆頭にライフスタイルが益々変わりつつある今、充実した再生環境やその環境の共有は新たなテーマとなる気配がします。