夏の恋愛雑学〜海外の高温多湿な国からのヒント(1)トルコ編
とうとう甲子園の開会式で入場する選手にペットボトルを支給するなんてニュースが飛び交いましたね。開会式の間の水分補給のためとのことで、選手を守るための英断と言ってよいでしょう。式の格式も大切ですけれど、昔と比べて夏がどんどん暑くなっているのですから新たな対策は必然ですしね。
さて、このどうにも暑い夏を快適に過ごす為のヒントはないものかとお悩みの皆様に何か夏向けのファッションやフード情報をと恋タメ編集部も色々考えてみました。しかし前例のない夏ともいえる暑さですので簡単にヒントなど落ちていません。そこで学ぶべきは国内ではなく、もっと暑い海外の諸外国の夏の過ごし方をヒントにしてみようという結論に達し、日本と同じく湿気の多い高温多湿な国を探してみました。今回はそれらの国から第1弾としてトルコにスポットを当ててみます。
トルコの夏はどのくらい暑い?
数々の歴史を通じて親日国として知られるトルコ。サッカーファンであれば稲本選手や長友選手が在籍していますので知ってるという方も多いのでは?実はこの国も日本と同じく高温多湿という特徴があり、南西部のアンタルヤでは気温50度・湿度89%という恐ろしい記録まで持っています。この国の夏の過ごし方はいかなるものなのでしょうか?
トルコの男性の夏ファッションは?
いきなる雑学話ですが、トルコはヨーロッパにおける衣類の生産工場という側面を持ち、数々の有名ブランドの工場を有する国です。最近はトルコ人デザイナーも続々誕生しているのだとか。ヨーロッパのファッションブランドにとってはなくてはならない国といえますね。
そんなトルコの男性の夏のファッションを調べてみたのですが、まず意外な程に私たち日本人と着ているものが似ています。Tシャツや半袖Yシャツなど日本でも見慣れたものが多く、何か特別な違いを求めていた恋タメ編集部はいきなりズッコケました。これは物凄く記事にしにくいんじゃないかと。
その中で彼らの夏ファッションの特徴を深追いしていくと…
まずトップスについて白色や淡い色、薄い色のものがやはり目立ちますね。トップスが白ならボトムは淡い色、トップスが淡い色ならボトムは白などと上下で白色x薄い色という組み合わせが目立ちます。日差しが強く夏の旅行客に帽子の着用が勧められている程の国ですので、太陽熱を溜めにくい白色系の組み合わせが有効と彼らは知っているのでしょう。
ボトムに色の濃いものを履くのであればハーフパンツにするなど、色の濃い衣類を着る際には濃い部分の面積を減らす工夫も感じました。日本でも今年ハーフパンツが流行っていますので、これは覚えておいて損はないかもしれませんね。
足元はリゾートで履くような薄手のレザースニーカーやデッキシューズなど。いかにも映画の海沿いのシーンで役者さんが履いているようなものばかりです。ポイントは薄手という点と、汗をよく吸って即外に逃がす素材である点です。合皮でなく本物の皮はよく汗を吸って揮発させてくれますからね。日本ではカジュアルなデザインのサンダルが人気ですが、スリッポンなどの薄手の夏用レザースニーカーなどにもっと注目してもよいのかもしれませんね。
トルコの夏のフードは?
トルコ料理といえばフレンチ・中華と並ぶ世界三大料理として知られており、私たちの主食である米も使われているなどと親しみを持てる特徴からも、もっと日本から興味を持たれてもおかしくないと思うのですが、トルコ料理はドネル・ケバブしか知らないという方が多いんですよね。美味しそうな料理、本当に多いですよ。
さて、トルコ料理について調べていくと、トルコ料理に欠かせない要素はヨーグルトとトマト。この2つはトルコ料理のソースの役割として用いられることが多く、和食で言えばお醤油や味噌に匹敵する位置にあります。ケバブなどによりスパイシーな肉料理をついつい思い出してしまいがちですが、実は優しい味付けの料理が多いですよ。数々のトルコの代表料理はこちらなどで詳しく紹介されています。ちなみによく見かけるケバブなどの肉料理は9番目以降にありました。写真だけで美味しそうです。
トルコの夏料理としてよく挙げられる料理は夏野菜をふんだんに使ったものが多く、ナスやトマトがよく見かけられます。ナスをくりぬいてトマト・ニンニク・玉ねぎ。唐辛子を詰めてタレで煮込み、冷蔵庫で冷やしてからいただくパトゥルジャン・イマム・バユルドゥをトルコを代表するの夏の冷製料理としてよく見かけましたが、これも実に美味しそうですよね。他にもナスとトマトとニンニクの組み合わせは目立ちました。これに挽き肉や焼いた肉を組み合わせたものも多く見かけられます。私たちはパスタソースなどでおなじみの味ですからイメージしやすいですね。
さぁ、まとめです。今回はトルコの夏料理からのヒントとしてトマト・ナス・ニンニク・ソースとしてヨーグルト・調理に頻繁に用いられるオリーブオイルのそれぞれの効能を見てみましょう。これらトルコの夏の味にいったいどのような効能が秘められているのでしょうか?
トマトの効能:
リコピンがコレステロールの酸化を予防し、血流の改善や肥満予防などに効果。
クエン酸が夏バテ防止と疲労回復に効果。
他に数々に栄養成分を含み細胞や血液を健康にし生活習慣病や老化防止に効果。
ナスの効能:
実はビタミンB群、ビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維など栄養素を広範に含む。
夏バテや食欲不振の緩和、体の火照りの解消、生活習慣病の予防、紫外線やシミの対策、疲れ目や眼精疲労の予防、肌のアンチエイジング効果、ダイエットのサポート、などの効果。
ニンニクの効能:
アリシンによる消化促進=疲労回復、ニンニクに多く含まれるビタミンB1とアリシンの結合より糖質をエネルギーに変換する効果=疲労回復、コレステロールの上昇を抑える効果、さまざまな菌を殺菌する効果(体に有害な菌を殺菌、風邪やインフルエンザの予防に効果があるとも言われる)
ヨーグルトの効能:
良質なたんぱく質、脂質、糖質、カルシウムなどの栄養素が詰まった完全栄養食品であり、便秘解消、美肌、骨強化、免疫力向上、脂肪燃焼、生活習慣病の予防などの効果
オリーブオイルの効能:
お肌によいビタミンなどがズラリ、加えてポリフェノールによるアンチエイジング効果
如何でしょうか。
女性が泣いて喜ぶ夏のお肌のケアを筆頭に、夏バテ帽子や疲労回復、食欲の増幅に病気の予防など夏を健康に過ごすための要素が満載ですね。これは夏を2人で元気に過ごす恋愛のための食事につながること必至ですよ。
伝統料理ってその地域の健康に役立つから食べられ続けているという側面がありますし、ましてや高温多湿なトルコで支持されていて、日本でもおなじみの食材で調理されたという夏の伝統料理が私たちに合わない訳がない!今回はトルコの料理で日本でも入手が簡単で機会を得やすいものを中心に取り上げてみましたが、まだまだトルコの料理は奥深いですよ!これ以上深掘りすると恋愛情報サイトとはなんぞや?ってところまで脱線しそうだった為に今回は断念いたしましたが、もし興味がありましたら是非是非色々調べてくださいね。
夏を2人で元気に過ごすためのヒント集、次回もどうぞお楽しみに。