25. 初詣デートで恥かくな!~参拝マナー編
新年最初のデートはやっぱり「初詣」!
元旦は彼女や友人と初詣デートに行かれる方も多いのでは?
初詣には様々なマナーが存在します。
相手が常識として知っているのに自分が知らなかったらこれはマズイ!
新年早々飛んだ恥で始まってしまいます。
一夜漬けでも立派な知識。
初詣の前にしっかりチェックしておきましょう。
Q. 初詣は神社とお寺のどちらに行くのが正しいの?
A.現在ではどちらでも構わないとされています。
明治時代初期の神仏分離行使以前では神道と大乗仏教、祖霊信仰が一体化した神仏習合による信仰が一般化していたためです。平たく言えば「寺社に参拝するのに神道・仏教の区別がない」となっていたためです。ある意味すごい話かも。
Q. 入口から本堂・本殿までの進み方は自由?
A. 到着時からルールがあります。
神社の場合
まず参道の真ん中を歩いてはいけません。真ん中は「神様の通り道」とされているためです。歩くのは右端左端どちらでも良いとされています。
神域に入る際は鳥居をくぐるときに立ち止まって会釈(一般的に45度とされています)をします。
お寺の場合
山門に入ったら本堂に向かって礼拝(45度頭を下げます)、もしくは合掌をします。
Q. 手水舎(てみずや)のルールやマナーは?
A. 身体を清める「禊(みそぎ)」となります。お寺・神社共通です。
右手に柄杓を取り左手から洗います。これは左手(左側)を上位とする『左尊右卑』という考え方に基づくマナーです。
次に右手をすすぎ、最後に柄杓を右手に持ち替え左手をすぼめて水を移し、左手で受けた水で口をすすぎます。
最後に柄杓を洗います。柄杓に水を組んで両手に持ち、柄杓をゆっくり立てて柄の部分に水が流れるようにして洗います。
Q. 本堂・本殿での作法は共通?
A. 指定の作法があるところもあり、その場合掲示されています。
以下は一般例となります。
神社の場合
・本殿の前に立ったら一礼
・鈴があったら鈴を鳴らす(自分の邪気を祓う為)
・お賽銭を入れる(小額硬貨で構わない、ご縁への願い=5円など)
・「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」
◆二礼=2回90度のお辞儀
◆二拍手=最初に綺麗に手を合わせ、右手を第一関節分、下にずらし二度手を打つ。打ち終えたあと手がまだずれた状態から、右手を上方にずらし、手を合わせる
◆一礼=1枚90度のお辞儀
これは神を招くための儀式です。手をずらす=神と一体になっていない証で、手を打ち手の位置を合わせることで神と一体化したことを表現し、ここで初めてお祈りを行います。
お寺の場合
・本堂の賽銭箱の前で礼拝。鐘がある場合(禁止か確かめてから)撞く
・蝋燭と線香があった場合は上げる
・賽銭を投じ、ご本尊に向かい静かに合掌して祈る
・賽銭箱の前から退出する前には拝礼
・山門から出る際に本堂に向かって拝礼
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