男目線シリーズ02 バレンタインとは? [後編]
前回「義理にしても何にしてもチョコを貰った男性たちは、例えそれが恋愛に発展しなくとも、自分のことも念頭に入れて、相手が選んで買ったと言う事実・行為に対して、感謝の意をはっきりと伝えることが大切だ」と書いた。
では実際にチョコを貰った場合、感謝の言葉だけでいいのか?
ホワイトデーに何らかのお返しをしないと、その後なんとなくギクシャクするのではないか?
お返しを渡すと「相手を意識してる」と思われないか?
お返しを渡すと周りに変な風に誤解されたりイメージされないだろうか?
…などと、不安に感じられる男性もおおいだろう。
そんな 周りから見れば“プチ悩み”、本人にとっては“そこそこな悩み”に恋タメ編集部がアドバイスする。
※例によって、一部の方(ラブラブな相手と素敵なバレンタインデーの皆さん)には全く参考になりませんのであしからず。
★最初にやることあるでしょ
ホワイトデーには、何を返せばいいのか? と男性はすぐに思いがちである。
しかし、感謝のお礼を伝えたからっと言って、すぐに翌月のことに気を回すのではなく、その前にやるべきことがある。
そう、貰ったチョコを食べることである。
実はチョコは食べずにとっておいたり
冷蔵庫で箱のまま眠っていたりしがちなのだ。
前編でも言ったが、メーカー都合で男性が好きな味を無視した部分もあるので、とても食べる気にならない場合もあるだろう。
しかし、ここは敢えて『貰ったチョコは食べる』ことをお勧めする。
何のために?
当然「感想を告げる為に」である。
人間誰しも、自分があげたものに関する感想を言われるのはうれしいもの。友だちに貸した音楽CDの感想を何日たっても言われないのと同じで、何のリアクションもないと疑心暗鬼になる。
だから、明らかに多数に配ったっぽい義理チョコであっても、「美味しかったよ」の一言は大事である。
もし、それなりの体裁の箱に入って(リボンとか結んであって)横文字の並ぶ高級そうなチョコだった場合は、「高かったでしょ」などと野暮なことは聞かず、それも素直に「すごく美味しかったよ」でいい。
“いいものを選んでくれて、ありがとう”という気持ちを、さり気なく伝えることが大事だ。
そして、男性諸君が本当に美味しいと感じたチョコの場合、メーカーやブランドを調べてみるのもいい。
「×××って知らなかったけど、美味しいね」
「初めての味だったけど、かなりイケるね」
などの言葉は、選んだ女性本人にとって、自分が褒められたようでうれしいものなのだ。
★そして お返しは?
貰った日の感謝のお礼、そして実際にもらったチョコを食べ感想を伝えることで、相手の女性と少し距離が縮まることが多々ある。
恋愛を抜きにしても、その後相手とより話やすくなるのは間違いない。
と考えると、何も翌月のホワイトデーに何かしらのお返しプレゼントを仰々しくやることもなく、日は関係なく、お礼に食事に誘い御馳走すると言う手がある。
「チョコのお礼」というのは、誘う側の男性にとっても、誘われる女性にとっても、ありがたい大義名分であるからだ。そしてそんな食事の機会によってさらに話しやすい間柄になれる。
もちろん、王道として、ホワイトデーにお返しをするのもありだ。
基本は、貰ったチョコより少し高めの食べ物(消え物)が良い。
恋人同士でもないかぎり、アクセサリーなど残るものはやめた方が無難。相手も重く感じ、その後ギクシャクしかねない。
ところでここに、ホワイトデーに欲しいプレゼントランキングなるものがある。
- 何度も言うが、これらは、本命の相手とのラブラブイベントの一部の方々の話か、メーカーや楽天のビジネス前提とした広報データであるから100%信用せずにいたほうがいい。
間違いなく、お返しの商品について男性の皆さんがアンケートを取られた経験は無いハズである。もし貰えるなら…とワガママな女の子達の声を聞いただけのデータだあることは安易に想像できる。
従って、商売抜きの一般的な考え方としてこちら
■ホワイトデー、義理チョコお返しランキング (AllAbout)
を見てもわかるとおり、後に残らない消え物系が多いのがわかる。
もし貰ったチョコが、仕事やバイト、クラスのメンバー対象のバラマキ系の義理チョコであった場合でも お返しは、ちょい上の値段の消え物(クッキー、ケーキ的なもの)をお勧めする。
相手の女性がその場、その日に味わえるもの。それがポイントである。
★だからどう考えればいいのか
バレンタイデーが時代ともに、その考え方が変わりつつある。
そうは言っても一年の一時期の出来事とは言え、男女とも、相手の為に自分が主体的にお金を使い、相手に贈り物をする行為である。
大切なのは、仕事にしても、友だち関係にしても、バレンタインデーやホワイトデーのイベントを通して、現在よりも更により良いコミュニケーションを円滑にできるようになるということ。
そう、何度も言ってる「人間関係の潤滑油」と考えてみることだ。
今まで知らなかったチョコも食べれる。
女友達、同僚と上手く会話ができるようになる。
食事も一緒に行く機会ができる。
もしかするとその後の発展に………
こう考えてみると、バレンタインデーのチョコは、それなりに意味のあるものだとも言えるかもしれない。