婚活と恋活の使い分けガイド
婚活と恋活。
似て非なるこの2つをまず正しく把握していますか?恋活ならともかく婚活はまだ深く考える必要が無い年齢だけど、一応どちらも知っているし意味も分かっているつもりだよとお考えではないですか?
この2つの違いを尋ねた時、大抵は「結婚を意識しているかしていないか、その差でしょ?」という答えが返ってきます。これは極めて正解に近いものですが完全なる正解とは言い切れません。いわば恋活に対して見落としがある方の回答例です。
果たしてその見落としとは何なのか、そして婚活と恋活の本当の違いとは何なのか、まずはこの2つを整理して見直してみましょう。違いを把握することで今後自分がどちらに進むべきなのか、正しく判断して使い分けることが出来るようにもなりますよ。
婚活と恋活の違いとは
まず婚活と恋活の定義を今一度再確認してみましょう。
婚活:
結婚相手を探すための活動(結婚が前提)
恋活:
恋愛相手を探すための活動(結婚はその先の話)
定義だけを考えるのであれば「結婚を意識しているかしていないかの差」という回答は正解です。ですが正解と言えるのはあくまで定義のみを対象とした場合の話に限ります。ここからお話したいのは字面だけでなく実体験を踏まえてのもの。実際にそれぞれを体験し、初めて明確に見えてくる違いがあるのです。
婚活と恋活は得るものが違う?
では実際に婚活と恋活で何が得られるか、経験者の声をまとめたものがこちらです。
婚活:
上手く進めば結婚相手が見つかる。実らない場合、経験を得る。
恋活:
上手く進めば恋愛相手が見つかる。恋愛が実らずとも趣味の一致等により異性の友人関係が生まれたり、更にその異性の友人に対しお互いの知人友人を紹介しあう等から益々友人関係が広がることがある。
婚活恋活それぞれの局面で相手に対して「合わないな」と感じた時、婚活はオールオアナッシングに似た感覚でスパッと相手との関係を切るケースが大半です。婚活の場合は身を潔白にしておきたいという気持ちや、結婚適齢期という時間の焦りの中で自分と噛み合わない相手を近くに置いておきたくない意識が生まれやすいのです。
一方で恋活の場合は次のチャンスを掘り当てる意味合いからも相手と何らかの繋がりを維持しようとする傾向にあります。異性の友人を増やしたい場合は恋活が適しており、これが婚活との決定的な違いです。
婚活と恋活を使い分ける
時間的猶予や状況を踏まえ、一直線に結婚に突き進みたい方であれば婚活が、まだ結婚は意識することなくまずは恋愛からという場合は恋活がそれぞれ適しています。
前述の通り、恋活の場合は異性の友達を増やしやすいものです。異性に対する視野を広げて懐を深くした活動が良いでしょう。婚活と比べて時間的猶予からのプレッシャーを深く感じることなくリラックスして行動できるのが恋活の長所です。焦ることなく伸びやかに恋活を過ごすことでチャンスは必ず巡ってきますよ。