何故婚活パーティーや街コンはネット上に失敗談が多い?その1
読者の方の疑問にお答えする当コーナー、今回の疑問は「ネット上にある婚活パーティーや街コンの体験談にネガティブな情報が多いのは何故か?」というもの。確かに参加者によるネガティブな記事が多く、参加を迷っている方が読んだら「参加して大丈夫なのか?」と疑心暗鬼になりかねませんよね。
恋タメ編集部でもこの点は気になっており、調査班により多角的にこの疑問を検証してみました。すると幾つかの着目すべき点が見えてきたのです。
婚活パーティーに寄せられる不満について
実は女性からの不満が圧倒的多数
このネガティブな体験談、女性によるものが多い点にお気付きでしょうか。こちらの調査によると30代〜40代女性の約7割がネット上で愚痴や文句を発したことがあるとのデータが出ています。恋愛や結婚という大きなテーマと相対し、上手く事が運ばなかった女性が感情的になりネット上に不満をぶつけているという図も見えてきます。
この不満についてですが、婚活パーティーや街コンにおいて女性は「待ち」の図式となるケースが大半です。男性側が自由に動け意中の女性と話に行ける一方で、女性側は着席状態で男性から声が掛かるのを待つシステムです。これ、声が掛からないと心底堪えるんですよ。周囲が楽しく会話している中で自分を否定された気分にもなってしまいます。この男性側が感じることのない、女性のみに発生する強烈な不満が思わず筆をとらせるケースが多いのではないでしょうか。
そもそもカップル成立者が成功体験談を書くか?
カップルとなり幸せになった方がイベント運営者に対して御礼のメッセージなどを寄せることはありますが、個人のSNSでも匿名でも、あまり自分の幸せをひけらかす方はいませんよね。これは国民性とも言えるでしょう。
また婚活パーティーも街コンも、非常に参加しやすい土壌は生まれましたが一方で「婚活パーティー(街コン)で彼女と知り合いました」とは世間体的にまだまだ言いにくいというのが実情です。失敗談という名の不満を述べる方と比べて成功体験談を記述する方が少ないのは致し方ないことでしょう。
特定のイベント運営者への賛美について
ネガティブな情報の延長として比較記事があります。「A社のパーティーは良かったがB社のパーティーは良くなかった」というものですね。よく見るこの比較記事について、実は筆者は大手パーティー全てにそれぞれエリアも変えて複数回参加していますが、ネット上にて指摘されるような悪い部分はどこも少なかったように見受けられます。
イベントの性質上、エリアによって参加者層が大きく変わるために個人で合う合わないがあるのは理解できますし、例えばあそこの会社は女性が少なすぎた等と思う部分はありましたが、多少のばらつきがあるのは当たり前です。むしろ不人気エリアでばらつきが少ないなどとなるとサクラを疑ってしまいますよね。進行に落ち度があるパーティーはほぼありませんでしたし、自分にとっての当たり回とハズレ回がある程度の感覚で良いのではと考えます。
ところで今ネット上に存在する検索上位の参加者による婚活パーティー比較レビューですが、どちらの比較レビューも特定の1社がほぼ1位となっています。またページを作られた方は参加者個人であり、それぞれ別の方が作られているはずなのにページ内の本文部分のデザインが似通っていたりと、業者によるヨイショ記事を疑いたくなってしまう部分もあります。良し悪しを見抜くにはやはり様々な体験談ページを見たほうが良さそうですよ。
尚、筆者が良かったと思う恋活パーティー会社を少し挙げると
IBJさん シャンクレールさん
他にも様々な良質なパーティーがあります。自分に合うパーティーを見つけてみてくださいね。