婚活Q&A 第4回 親のプレッシャーが激しい
Q:
親や親戚が早婚で、自分にも「早く孫の顔が見たい」とほぼ毎日のように言われ洗脳されそうです。現在25歳、社会人3年目ですが来年頃に転職も考えており、とても結婚を考える状況ではなく、どのように親のプレッシャーを減らすことが出来るか悩んでいます。
(岡山県・神経性胃炎さん・25歳)
A:
周囲の結婚への期待はあれど、転職を考える時期はこれからの年収や福利厚生、また新会社内の実際の平均勤続年数がどうなのかなど将来の生活に対する安定材料が確定するまではなかなか結婚に踏み込めませんよね。
お問い合わせ内容から現在彼女がいらっしゃるかが判らなかったため、いらっしゃる場合とそうでない場合と両方について回答します。
彼女がいらっしゃる場合で、両家への挨拶も済ませているような状況であれば周囲が結婚を期待するのもやむなしかと考えます。彼女さんのご意向を確認することが第一ですが、正直に転職への考えも彼女さんと話した上で、心配材料がより少なくなるタイミングでの結婚に進む流れが良いでしょう。もし彼女さんが早期結婚に前向きの場合は特に転職についての貴方の考えを良く話したほうが無難です。新婚早々の転職は共働きでない限り不安定要素を高めます。その上でお二人が考えた計画を正式にご両親などにお話しては如何でしょうか。ご両親は貴方の将来像がぼやけて感じている可能性があります。筋道立てた計画を唱えられたらなかなか反論はし難いものですよ。
もし彼女さんがいらっしゃらない場合、これは年齢を考えると婚活に切り出しても良い時期であり、ご両親の焦りも理解できます。20代の婚活に関して言えば、やはり同年代の異性はどんどん消えて行く時期であるからです。また30代の婚活と異なり結婚まで時間の掛かる婚活となることが多い傾向にあります。相手探しに掛かる期間、愛を育む期間、結婚を意識し至るまでの期間、これらをあわせるとやはり数年はどうしても必要となります。特に25歳ですと相手探しは正に争奪戦となり、余程タイミングに恵まれない限り相手探しの期間は相応に掛かるでしょう。更に来年転職なさる場合は転職後仕事に慣れるまでとても婚活どころではなくなると思われます。早め早めに動く姿勢だけでも見せるとご両親も安心し、言葉も減ると思いますよ。
やはり親は子を大事に思うもの。
貴方はプレッシャーに感じる言葉でも、やはり子を思う言葉ですから返答は丁寧に。きちんと考えを持っているのだという姿勢をまずは伝えてみましょう。