03. 男の結婚資金 イメージと勘違い
結婚資金の本当の中身
結婚願望はあるけど、なかなか踏み切れない。
現状の「経済力」を考えると、そこまでの話がしにくい。
適齢期の男女が結婚に躊躇してしまうものの要因に「結婚資金」と言う現実があるのは事実です。
結婚情報誌「ゼクシィ」によるとふたりの結婚貯蓄額は、全国平均287.1万円と言われています。
しかもこれは、本人同士の貯蓄額の話。
「結婚資金」と言う全体のくくりでみると
ふたりの貯蓄額平均…287.1万
ご祝儀平均…………..222.9万
親からの援助平均……197.5万
合計…707.5万
となっており、実際にかかる結婚費用の平均は、婚約から新生活資金までで600万ぐらいと言われています。(※親ごころゼクシィNETより)
しかしよくよく考えてみればわかると思いますが、
これは全てを行った時にかかるであろう総費用の目安であり、
700万お金がないと結婚できませんよという話ではありません。
特に勘違いしてしまうのが「結婚資金」=「結婚式費用」だと思ってしまうこと。
婚約指環や、結納(最近は無い場合も多いらしいです)、式、旅行、新居など全てを賄うという意味なのです。
それに、結婚したカップル皆が、300万円貯蓄があって、220万もご祝儀がある式を挙げて、両親から200万近い援助を受けているわけではありません。
全然貯金もないのに結婚した人はたくさんいるのも事実なんです。
例えば
【結婚式】
最近話題なのが、『十何万からの挙式』といった安い費用のものや、『資金O円で結婚式を行えるゼロウェディング」などの呼ぶ人数のご祝儀総額で相殺するサービスなど、安い費用でも質の良い結婚式に注目が集まっています。
【新生活費用】
二人で新しい新居への引っ越しや家具や調度品を新規で全部揃えたら….. と言う費用の話です。
独り暮らしならとりあえずどちらかの住まいでスタートしたり、実家に仮住まいし貯蓄するパターンもありです。現にそうしている方も多くいます。
【結婚旅行費用】
これも直ぐに行くか行かないかや、どこに行くかなどで、かかるお金をコントロールできる部分です。海外ウェディングのパック旅行に人気があるのは、思い出作り以外に、一回の費用ですべてを賄うという合理性もあります。
【婚約などの準備金】
これも両親顔合わせ食事会などの簡易結納や婚約指輪の費用。普通のサラリーマンの男性なら、賞与二回分ですぐに準備できる額です。
こうやって考えると、結婚資金の何百万という数字は、2~3年あるいはそれ以上の年数の間に、「出入りするお金の総額」の話だということが分かります。
「貯金がないから結婚できない」
とその話を避けることなく、
「どうやれば出入金を上手くコントロールしていけるか」を
二人で話し合うことから始めるのが、より現実に近づけるカギとなるのです。
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