Repo.19 日本の婚活パーティーはガラパゴス進化?
日本独自の”婚活パーティー”
古くは「ねるとん紅鯨団」、今ならナイナイの「もてもてナインティナイン」等によりすっかりお馴染みとなった婚活パーティー。参加者は年々増え、まだ周囲には少し伝え辛いものの婚活パーティーを通じて結婚に至った例も珍しくなくなりました。
この時代の需要が支え急速に普及した婚活パーティーですが、これ、日本独自の進化系なんですよね。
そもそも海外だとセレブが集まるドレスコード付きの社交パーティーからホームパーティーまで、出会いを主目的としない日常的なパーティーが非常に盛んです。
日常を過ごす内にこれらパーティー群のお陰で自然と出会いの機会が多く、パーティーで知り合い恋に落ち結婚という図式が珍しくない訳です。
一方日本の場合、冠婚葬祭を除いて初対面の人と気さくにどんどん会話できるタイプのパーティー文化は乏しく、相当アクティブな方でない限り出会いの機会は絞られ、趣味・飲食・友人の紹介・親戚縁者周りからのお見合いなどの内、どれかがあれば良い方。その機会も残業を筆頭とするプライベートタイムの少なさから驚くほど減少に追いやられています。
ネットでの出会いや、短時間で多くの異性と出会える婚活パーティーが日本で急速に進化したのはその為でしょう。
ガラパゴス進化する婚活パーティー
もっとも日本の婚活パーティーは進化しすぎな一面も伺えます。
先述の「全国TV放送で婚活パーティー参加の姿を放送されてしまうTV番組もてもてナインティナイン(通称もてナイ)」、鬼ごっこをしながら婚活を行うという「鬼ごっこ婚活パーティー」、アニソンをDJが流す会場にアニオタ大集合の「アニメ婚活パーティー(アニ婚)」、週刊ポストやネット上で話題になった「保守コン」等々。
趣向を凝らした婚活パーティーが続々誕生しており、他の定番婚活パーティーとの差別化に繋がっていますが、中にはユーザーが置き去りにされてないかと傍観者ながら気が気でないパーティーも散見されます。
しかしこの鋭い企画力が生み出す発展形はまさしく日本人ならではの細部を見据えた工夫とも言え、定番婚活パーティーとは別軸でより掘り起しが進むのではないでしょうか。
これからの婚活パーティーはどこへ向かうのか
人生において大事な趣味嗜好を共通点とした婚活パーティーや、地域に根ざした形の婚活パーティーは非常に優れた仕組みであり基本的に賛成です。これからも増加していくでしょうし、その中で価値観や人生観を同じくする方同士の素敵な出会いと結婚に繋がれば何よりですよね。
今後5年後10年後は更なるガラパゴス進化を遂げ、より細分化された婚活パーティーが目白押しとなるのでしょうか?それとも…
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