Repo.16 止められないジミ婚 身内婚の増加
95年の永瀬正敏・小泉今日子夫妻の結婚より有名となった「ジミ婚」。翌96年の流行語大賞にもなりましたね。このジミ婚について今回はお話してみようと思います。
ジミ婚が増えた経済事情
主に経済的な側面から国内で非常に「ジミ婚」が増加しています。
このジミ婚とは大規模となる結婚式を行わず、費用をかけない結婚スタイルとして多くのカップルが選択肢に挙げています。式にかけるよりも新婚旅行や新居に費用を掛けたいという声はもっともなのですが、本来全ての金銭を掛ける事が可能な経済状況が過去あったものの経済活動の冷え込みにより結婚適齢期の世代の収入・貯蓄が減少したためという現代社会ならではの事情ですね。
何故ジミ婚を?その理由とは
もちろん経済事情が最大の理由でしょう。また、その他にも以下のような理由が挙げられています。
・出来ちゃった婚の為に式を準備する時間や予算がない
・実家に結婚を反対された駆け落ち婚である
・再婚である
・儀式の必要性を感じない
カップルにより理由は様々ですが、本来の結婚の姿と変容した姿が大きく見受けられます。
ジミ婚のデメリットとは何か
経済的なメリットが真っ先に挙げられるジミ婚ですが、ではデメリットは何でしょうか?
・両家や職場関係者への礼に逸する
・出来ちゃった婚など、結婚への計画性の無さが招く
・結婚に対する覚悟に欠け、将来のトラブル時に離婚率が高まりやすい
など耳の痛い話も挙げられます。また伝統を大切にする両親や祖父母の感情面の問題は強く、将来の摩擦に繋がるケースも非常に多いものとなっています。
結局費用は幾らくらい?
平均的なジミ婚に付いてお話します。
まず式については教会での式が人気です。これは5万~10万円程度で済みますが、洗礼を受けていない方は1ヶ月間程度毎週研修を教会で受ける必要があります。衣装レンタルはピンキリですが2人でメイク込みで10万円が一つの目安となっています。
続いて披露宴について、親族を中心とした20名前後の会食を披露宴とする場合、1人1万円として20万円。加えて印刷物と引き出物までの総計で50万円が一つの目安とされています。
式を挙げず婚姻届の提出にて代える場合は式代も掛かりません。この形を選択し、レストランなどで親族関係者のみを集めた食事会を披露宴に変えるという流れも最近は増えています。
★この記事に関心ある方に【恋タメ編集部おススメ】のサイト!!
80項目プロフィールで『会う前に』お相手がわかる!★エキサイト恋愛結婚★