12.メールを送る~メールを作成する~
必殺技 !!『疑問形』とは?
メールでのヤリトリを活発にする手法として「疑問形で書く」というのがあります。
単に自分のことばかり書かれていたり、特に内容のない雑談メールでは、送られた方もリアクションしようがありませんし、返事をするにしても内容を考えるのが大変です。
相手の話に共感し相槌を打つだけでは悪い気がするし、
かといって自分のことでこれといって書くことがない。などと、アレコレ悩むうちに最終的に『面倒だから返信するのやめようかな』と言う類に入れられてしまう可能性があります。
そこで、
♂「○○に一緒に行きませんか?」「来週は、忙しいですか?」
と、いうふうに疑問形にすると、相手が返信しやすくなるのです。
まずは相手が返事を書きやすいメールを送ることが鉄則。
そして自分のことも書きつつ、さりげなく相手に質問してみましょう。
例えば
♂「僕は洋画が好きなんだけど、○○さんはどんな映画が好き?」
「今日は天気が悪かったね。外での仕事、大丈夫だったの?」
でもいいです。
ちなみに、
♂「今日は残業で×時に帰りました。疲れた~」
という言いキリ型のメールは、相手が返事に困るだけです。
相手が返事を書こうかなと思ったときに、内容をそれほど考えなくても返事を書けるようなメールを書くことが一番大切です。
さらに疑問形にも注意すべきポイントがあります。
◆疑問形が効くからと言って固執しない
疑問形は効く(楽だから)と言う理由で、固執してしまうのはいけません。
本来、自分の話したいことをメールで送るわけですから、 自分(もしくは相手)が全く興味がない事を無理やり疑問形にしたりしないこと。
そして、ここぞとばかりにメール交換を始めたばかりの相手のことを、いろいろ知りたいからと言って『質問攻め』というのも息が詰まります。
◆疑問形でたくさん質問する
♂「今日仕事だったの?ところで仕事って…アパレル関係だったよね?そういえば、明日…昼は暇だったりする?」
と聞きたいことが混在してしまってしまうことありませんか?
相手が余程あなたに好意を持っている場合には、いずれも返事を返そう!とするでしょうが、そうでない場合には返信をするのが億劫になります。
聞きたいことがあるのなら『一回のメールに質問は1個』が妥当でしょう。
送信前にやるべき確認事項
色々考え、メールを書き終われば、すぐにでも送りたくなるのが人情というもの。
しかし、ちょっと待って下さい ! 送る前にやるべきことがあります。
◆読み返す
書いたメールは必ず読み返します。重要なことです。
相手が見たらどう思うか考えながら、じっくり見直します。
もしかしたら、要らないと思う情報や、同じことを二度言っている場合があるかもしれません。
極力削って、長くなりすぎないようにします。
◆メールを読む相手を思い浮かべる
読み返すことと共通ですが、限られた量の章で、こちらの好意を伝えるためには、
「こういう書き方をしたら、相手はどう思うだろう? 」と、相手の反応をイメージしなければなりません。
直接話したり、電話だと声のトーンで微妙なニュアンスが伝えられますが、
メールの場合、つっけんどんで、無機質な印象を与えてしまうことが多々あるのです。
「×××は大丈夫?」と心配そうな顔で言われれば気持ちは通じますが、文字にして読むと、冷たい印象さえ感じます。
♂「×××は、本当に大丈夫なの?」「○○○は、大丈夫ですか?」
相手がどう感じるか、受け取るか、を考えた上で表現の見直しが必要です。
◆誤字脱字・変換ミスなどのチェック
誤字、脱字はこちらの知性を疑われるので要チェックです。それから
「意外」と「以外」、「自信」と「自身」、「用事」と「要事」などは、変換で間違えやすいので誤字脱字もチェックしてください。
◆感情は入っているか?の確認
『メールを送る側の心得』の項でも触れましたが、こちらの気持ちが文面から伝わるかどうか。
♂「今日は××があったよ」⇒「今日は××があったんだ。超楽しかったよー」
より感情がストレートに伝わるよう強めに書いてあるかどうかもチェックします。
(編集部 モテメール班)