【第四章】会話と話題⇒メアドの交換
合コンでの会話について
合コンで皆さんが一番悩むのがこの「会話」。女性との会話に慣れていると言う男性でも、初対面の女性とは、さすがに初っ端から意気投合しスムーズに会話 と言うわけにはいかないでしょう。
では会話するに当たってはどうすればいいのか?
編集部でも様々な意見が出ましたが、要約すると次のような考え方がいいようです。
無理に話題を振りまいたり、話をしようと構えずに
自然体で”聞き役”に回る感じで
とにかく、「何か話さなければ」とか「面白いことを言って盛り上げなければ」と考えがちです。これが、逆に相手に『何? この人? 印象』を与えてしまうのです。
特に「何か話さなければ」と言うある種の焦りから、全く意味のない話や、相手に関心のないような話を振ってしまい、会話が途中で切れて、余計に変な空気になったと言う話も多々あります。
■自己紹介で出た内容(趣味など)で興味深いポイントがあれば、さりげなく聞いてみる
■「映画が趣味なんですね」「最近何が面白かった?」相手が話しやすい内容を、さりげなく自然に聞いてみる。
こんなことで、会話ってスムーズに運ぶんです。
無理に気負ったり、構えたりして、会話をしようとすれば、その緊張感や焦りが相手に空気として伝わり、相手も怖々答えてしまいます。そしてもし会話がストップしたり、話題が一通り話し終わったりしたとしても、そのまま沈黙してしまっても構いません。沈黙は会話にはつきもの。沈黙があったとしても逆に相手が話し出すのを待つと、相手は話しだすものです。
もちろん、1対1のお話し状態にまだなっていない場合は、他のメンバーの話を聞いたり、合わせたりで十分です。
「決して、無理をしない」
これが重要なポイントです。
解っているようで、意外にできていない人が多いんですよ。 ※この話題の時は、編集部男性メンバーは一同に、思い出し苦笑いをしながら頷いていました(笑)
会話の話題について
合コンでの会話で、具体的に話題って?
改めて合コン経験者に聞いても、「コレとコレ」とは返ってきません。話題なんてその場で!特に決まってない!と言われるのがオチでしょう。でも「合コンでどんなことを話したか?」と思い出してもらうと、意外に共通項目は多いようです。
◆合コン話題① 自己紹介を受けて
最もオーソドックスなのがコレ。 自己紹介で触れた「趣味」などから会話をひも解くパターン。
「映画」「音楽」など一般的なものはもちろん、スポーツや色々な趣味サークルの話など、自己紹介で興味がわいたものは、軽く質問に変えて話をすることが圧倒的に多いようです。
相手から出てくる情報に、興味がわいたり、自分との共通点や接点がある場合は、さらに話が盛り上がりますし、知らなかった趣味の話は、ただ聞くだけでも刺激になります。
さらに、趣味だけではなく、自己紹介の時に出てきた「職業・住まい」なども、話題にする場合があります。
姿勢はあくまで、“聞く”ですから、質問する形になりますが、警察の職務質問ではありませんので、「なんですか?」「どういうとこですか?」のようなぶっきら棒な投げかけではなく、「××という仕事は見た目より大変だって聞くけど、どうなの?」とか「○○駅の辺りは大型のショッピングストアがあって良いところだよね」のように相手が気軽に答えやすいように触れるのがいいでしょう。
◆合コン話題② 場のネタを拾う
会場となるお店、お店がある場所、店の雰囲気、メニューの種類や内容……..その場で、触れられる話題のネタは意外にあるものなんです。
「久々にこの辺りに来たけど、色んなお店ができててビックリ」
「結構いい雰囲気のお店だね。最近はこの手のお店増えてきてるなあ」
「この料理、香辛料が効いてて美味しいなあ。何が入ってるんだろう?」
と、ふつう、独りで思ったりするようなことを、相手に向かって言うことで、話題のフリになることもたくさんあります。編集部女性メンバーによると、いろんな所からひも解いた「話題」で、話が弾みだすと調子に乗って悪ノリする残念な男性達も多いようです。
気をつけてほしい「会話のポイント」は
話している相手をちゃんと見ること →当然ですよね。しかし興味ないことに余所見をする男性は多いとか
相手の話にちゃんと反応(リアクション)すること →共感、驚き、意外、必ず反応がある筈です。態度や言葉で示すのがコミュニケーションの第一歩
話が切れたからと言って必要以上に話題を変えようとしない →これが意外に多いようです。相手が言いたいことが残っているのに「ところでさ!」と一人展開する男性は多いようです。
メアドの交換
「合コン」と言えば「メアドの交換」「メアドGET」が付いてくるほど一般的に言われていますが、皆交換できているかと言うと、意外にも交換しない・交換できないことの方が多いようです。
参加男女が「気に入った相手、好みの相手が見つかったらメアドを交換しよう」と考えているなら、一度の合コンで理想の相手と巡り合う確率はそれほど高くないはずなので、おのずとメアドの交換率は低くくなります。
では、交換できて、その後のやりとりも続く人達はどう考えているのか。
彼らは、「合コンは友だちづくり、人脈ネットワーク広げるためのもの」と楽に考えているのです。
ですから、「携帯のメアドの交換」をそれほど重要で大事な勝負事のようには考えていないのです。結果的に、気軽にメアド交換に持ち込める・お願いすることにつながるわけです。
「次、やるときまた連絡したいから」
「次回はちょっと違う指向でパーティやるから」
「今日来れなかった他の楽しいメンバーがいるから」
と言うような理由は、楽しい時間と友だちづくりと言うノリを感じられて、連絡先を聞くのには効果的です。間違っても、唐突に「メアド教えてもらえない?」と行くと、ほぼ100%遠慮されます。
編集部某女性メンバーは、一次会・二次会・帰り際とかなりしつこくメアド交換を迫られ、仕方なく教えたところ、それ以降全く何の音沙汰もなかったそうです。彼はメアド交換がゴールだったのでしょうか、未だに謎です。