【第12回】健康管理はしっかりと
人社員ナルミの「教えて編集長!」。
第12回は、健康管理のお話。
そろそろ皆さんも、健康が気になる年齢じゃありませんか?
自制しなきゃなとは思いつつも、ついつい深酒、夜更かし、etc…。
健康管理は、社会人としての自己責任!
そして、それは”モテ”にも通じるのです!
…今回は、そんなお話です。
編集部員:ナルミ 今年の春、恋タメ編集部にやってきた、入りたてホヤホヤの新入社員。 明るく積極的な性格が災い(?)して、今回この企画に大抜擢。 入社一カ月目にして、すでに編集部のマスコット的存在。 |
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編集長:エアロ酢味噌 泣く子も号泣の、恋タメ編集部の名物”鬼”編集長。 …とは言え、義理人情に厚く、面倒見も良いので、実は意外にも(?) 皆に好かれている。 曲がった事が大嫌い。 ちょっと頑固で古臭い一面も…。 |
Scene 12 就業中のオフィスにて…
編集長!私、9月の第3日曜日は絶対に休日出勤しませんからね!
……は?
なんだなんだ、やぶから棒に。意味がわからんぞ?
いとこのお姉ちゃんが結婚することになったんです。
それで、私も結婚式に呼ばれて。
おお、そういうことか。
そりゃめでたい話だな。おめでとう!
ありがとうございます!
この間初めて旦那さんにも会ったんですけど、頼りがいのありそうな、いい人でしたよ~。
最近の若いモンにはちょっといないタイプですね!
なんかお前、最近俺に似てきてないか……?
えぇぇぇぇぇぇ!!?
う、う、嘘だぁぁぁぁ!!
ち、ちょっと待て。
なぜそんなリアクションだ。
そんなリアクションをとられると、こっちが落ち込みたくなるからやめてくれ…。
す、スミマセン!つい…。
で、話し戻しますけど…。
とにかく『ひと昔前の男らしい男!』って感じで、うちのお姉ちゃんはわりと古風なタイプだから、お似合いでした。
彼が病気だったときにお姉ちゃんが看病に行ったらしいんですけど、そこでかいがいしく世話をしてくれたお姉ちゃんを見て、結婚するならこの人しかいない!と思ったそうです。
……やっぱり古風な女はモテるんですかね~。
かくなる上は、私も古風な女性を目指…
いや、無理だろ。
えええぇ!?即答!?
しかも、ややクイ気味に!!?
満面の笑みで!!?
まぁそれはさておき、だ。
しかも置いとかれた…。
せっかく看病の話が出たから、『健康管理』について、ちょっと語ってもいいか。
えっ?あ~。えっと…。
お断りしま…
………………。
ぞ、ぞぞ…
存分に語ってくださいませっ!
いや、まぁ語るって程のもんでも無いんだけどな。
なぁ、最近の男はひ弱だと思わないか?
へっ!? あ、は、はぁ、そうです……かねぇ。
そう、何に関してもひ弱だと思うが、まず身体的にひ弱だ。
『風邪気味』だの、『体がだるい』だの、『お腹の調子が良くない』といった程度ですぐに音をあげるし、平気で仕事も休む。
あ~。
確かに、自分のお父さんや編集長ぐらいの年代の方と比べたら、圧倒的によく休みますね(笑)
その上、病院には行かない。
寝ていれば治るとでも思っているのか、実はそれほど酷くなく、仮病なのかは知らんが、な。
確かに1日寝ていれば体調が復活することはよくあるが、本気で治そうと思ったら、そんなぬるいことは言っていられないはずだ。
ん~。
確かに、『寝ていれば治る』なんて、何日もゴロゴロしている人っていますね。
っていうか、私もしちゃうこと、ありますけど……てへ☆
――――だって若いんだし、そもそも体調も、突然悪くなったというよりは、だんだん疲れが溜まってきてダルくなってきた……という感じだし。
そういうのって、寝ているのがいちばん……だよね?
な…ん…だ…とぉぉぉ!!?
あぁ…ビリビリくるこの感じは…。
久しぶりにやっちゃった予感が………。
バッッッカモーーーーン!!
ひぇぇぇぇっ!!!
既婚・未婚・年齢・性別に限らず、自分の健康管理は大人としての責任でもあるんだぞ!
自分が倒れたら、周りの人や仕事仲間に迷惑がかかるだろうが!
そういうことをお前は考えたことがあるのかぁぁ!!
ごごごご…
ごめんなさい!ごめんなさい!!
ふぅ、まぁいい。
これから気をつけるように。とにかくだ!
これはお前だけではなく、若者全般に言えることだが、自分の若さを過信して無理をしたり、充分に睡眠を取らなかったり、暴飲暴食したり、とにかく健康に関して無頓着というか…だらしない奴らが多すぎる!
結果的にはそのツケは自分の体に現れるんだよ!
うぅ…。
はい、気をつけます……。
それにな、気をつけなければいけないのは、体調が悪くなってからのことではなく、毎日の生活なんだよ。
部屋の換気や食生活のバランス、運動量など特に気にすることもなく何となく毎日を過ごしていたり、ゲームやテレビ、ネットで深夜まで起きていたり、そもそも生活が不健康そのもの。これでは『風邪です』と言われても、本当に体調が悪くなったのか、単なる不健康が積み重なっただけなのかわからん。
お前だって、自分はさておき、そんな男とはつきあいたくないだろ?
――――わぁ、ヤダ! 確かにそんな男はヤダ!
計画性も自制心もないのに、自分の体については過信して……頼りないにも程があるじゃない!って、それ私だー!
私もそんなふうに見られていたのかなぁ。ガク……
はい、自分のことは棚に上げて言っていいならしゃあしゃあと答えちゃいますけど、絶対イヤですね~。
健康管理もしっかりできない男なんて、『体調が悪くなった』とか言われても、『自業自得なんだから勝手に治しなさいよ』って思っちゃう。
……あれ?…これって…。
そう。
お前のいとこのお姉さんもきっと、彼が普段は自分の健康管理もできて、がんばっている人だったからこそ、看病に行ってやりたいと思ったんだろう。
どんなに気をつけても人間は人間、どうしても風邪をひくことはある。
だから、それを看病するということは、女だからとか、古風だからとかの問題ではないんだよ。
なるほど…。
そうですね!
確かに、別に古風とか関係なく、がんばっている人を見たら、助けてあげたくなりますもんね!
――――古風とか、女らしいっていうのはなろうと思ってなるものじゃない。
男性ががんばっているからこそ、女子も自然になれるものなんだね。目指すものじゃなくて、「助けてあげたい」と思った結果として、たまたま出てきた形のひとつに過ぎないんだ。
これが既婚者だと、仕事に穴を空けるのというのとはまた違った意味で、さらにシビアな話になってくるんだ。
旅行から子供のイベントから、日常のちょっとしたことまで、みんな元気で健康であることが、どれほど楽しく嬉しいものかを経験しているから、体調を崩したりした日にゃあ、大ブーイングだぞ(笑)
はは、編集長も大変ですねぇ。
でも健康管理がしっかりできている人って、責任感があるというのはもちろん、そういう『良きパパ像』にもつながるから、女子としては魅力を感じちゃいますよね。
そうだろう、そうだろう!
休日に運動不足を解消する、毎日早起きをし朝食をきちんと取る、日頃からの自分の体のリズムをしっかり把握しようと努める。万が一風邪をひいたら、ちゃんと熱を測って病院に行く、暖かい格好をして寝る、栄養のあるものを食べる、汗をかいた肌着は着替える……など、自分で出来る健康管理法は山ほどある。
女性は、そうやって自分の体を大切にし、健康管理できる男を、一緒に暮らすのに頼もしいと感じるのだ。
わかったか!?
わかったら画面の向こうの君も、今日から実践するように!
……あれ、編集長、誰に話してるんですか?
私はこっちですよ?