第4回:タイプで異なる女性のゾーン尺度
「所長、我々も久々の登場ですね。編集部に嫌われてるのでしょうか? 一説によると『モテ研』も事業仕分けの対象になっているとかいないとか…. 」
「うん。わしも編集長のエアロ酢味噌君に『このコーナーどうなっとるんだ?』と強く押したのだが、『不定期更新コーナーでして』とアッサリ。まったく、日本の未来の恋愛科学をどう思ってるんだ!!」
「なっ、なっ、何もそれほど大げさに…. ところで、所長!! 前回おっしゃってた『女性は男性に比べてゾーンの広さに幅かある』という件。気になって、気になって食事ものどを通らなかったですよ」
「随分大袈裟じゃなあ。まあ落ち着いて。女性のゾーンの広さに幅があると言うとじゃが、実は…」
「……実は??」
「実は…………… こうなっているんじゃ!」
女性のゾーンの広さに幅があるというのは、女性のタイプによって、ゾーンの幅が異なるということなんです。それでは「女性に多いタイプ別」に例を挙げて説明しましょう。女性によくありがちな四つのタイプです…… | |
■タイプA 恋多き女性
一目惚れや情熱的な恋愛が多く、常に恋愛的ゴタゴタを抱えているタイプです。このタイプは、普通であればもっとも狭いAゾーンが異様に広いのが特徴。初対面であってもいきなりAゾーンにポジショニングしてしまう場合すらあります。本人は「運命を感じた」などと言うわけですが……。B、Cはきわめて狭く、Dは人並み。つまり彼女にとっては、この世には強い恋愛感情を持った相手か、まったくの他人のどちらかしか存在しないのです。恋によって盲目になる女性なので、軽い気持ちで近づくのは危険。 |
タイプB 外交的・社交的な女性
誰にもわけ隔てなく接することのできる、明るいイメージの女性。初対面なのにいきなりあだ名で呼んできたり、肩を叩くなどの軽いボディタッチを厭わなかったりする女性です。男性から見ると相談相手や飲み友達にうってつけということから、水商売の女性にも多いですね。このタイプはBゾーンが広く、初対面で本来はDゾーンにポジショニングするべき男性であっても、Cを通り越していきなりBゾーンに位置づけたりする場合もあります。 |
■タイプC いわゆる内向的な女性
あくまでも男性から見てですが、大人しい印象の女性ですね。一歩間違えて「地味」と呼ばれる存在になってもおかしくはないタイプ。 こういうタイプはBゾーン以内が極端に狭く、ほとんどすべての男性はCないしはDゾーンにポジショニングされます。 ですがいったんBゾーン以内に入ったら男性に徹底的に尽くし、支える「良妻」的女性になります。おかしなたとえですが、殴られながらも追いすがり、貢ぐ女性というのが、このタイプかもしれません。 またこのタイプの他の特徴としては、男性に対してはBゾーン以内が狭いものの、女友達に対してはぐんと広くなるケースが多いということです。いわゆる「オタク」に意外といますね。 |
■タイプD 不思議系女性
アーティスト系の女性、とでも言うべきでしょうか。一本筋の通った生き方をしている女性や、揺るぎない自分の価値観に従って生きる女性は……ゾーニングの設定があってないようなものです。ある日突然気分でポジショニングの変更がなされたり、Aゾーン対応だったかと思うとじつはCゾーンだったりと、掴みどころがありません。このタイプは自分の信念や心の赴くところに忠実に生きており、男性の位置づけが恋愛感情だけに拠りません。肉体関係だけを重視する男性的なタイプも多く、男性が「僕たち、つきあっているよね?」と確認したくなるのが、 |
以上、一例ではありますが、女性のタイプによるゾーニング設定について説明致しました。 |
「うわぁ、四つのタイプは何となく解ります。しかし奥深いなあ!」
「これでやっと六本松君が知りたがっている『距離を縮める方法』について話ができる、と言うわけじゃ。」
「えーーーっ、これからが本論!? 、じゃ早くその『距離を縮める方法』について伝授してください!! 所長!! 」
「それは…………… えーーーっと 次回じゃな」
「はいはい、いつもの展開ですね。まったくもう!」
研究員紹介 | |
所長 チビ・デブ・ハゲ・オヤジとモテ要素は何ひとつないのに、なぜか彼女が切れたことのない謎のおっさん。女友達も多い。趣味は女性Watching |
六本松研究員 マジメ一徹の青年研究員。マジメすぎて、それがお笑いの域にまで達してしまうことも。所長に憧れて研究所入りした29歳。独身 |