#11 夏攻略法part3 知性を高めるデート編
遊びに行こうと気軽に言えない場合
そんな時でも誘えてしまう不思議な流れ
そんな魔法のノウハウをご紹介!
浮かれ辛い年対策~賢いデートって手があったか
スケジュールは確認できたか?
今回は誘い出しに特化したノウハウを書き散らすから、ちゃんと着いて来てくれよ!
よし、ではこんな感じの一言をぽろっとこぼしてみよう。
「美術館とかさ、勉強になりそうで、
刺激になりそうなところでも回ろうかと思って」
大事なのは”とか”だ。これで相手に想像の幅を与える。
ちなみに意外と女性って美術館に行く子が多い。一方男では少ないから軽い驚きになるかもな。
もし美術館行かない子でも”水族館”とか閲覧型の施設の何かしらは行くだろうから”とか”で相手のイメージの選択肢を広げること。
(美術館が100%当たるとは限らないからな。柔軟に構えろよ)
そしてもっと大事なのは”勉強””刺激”だ。
勉強、はっきりいって今年こんなに便利な単語は無い。
本当に今年は不謹慎に浮かれてはならないという空気に包まれている。
ストレスがたまる。いつものように出かけたい。
そんな相手に渡す免罪符。それが「知学」というキーワードだ。
自己抑圧を解放させろ
たまにはゲームやってみたいけど大人になって買うのもアレだしなぁ
という連中がこぞってNintendoDS買って大人の脳トレ買って
もったいないからゲームも1本なんて金の使い方したろ。あれと一緒なんだ。
日本人の特性だが、自分で自分を抑える”自己抑圧傾向”が非常に強い。
その抑圧をワープしてしまう、言い訳となるきっかけを作ると日本人は本当に動く。
今回は「勉強と称して美術館などに誘い出す」手段だ。
美術館は手堅い選択だが、勿論他所でも構わない
別に美術館でなくても良いんだ。相手の反応が高そうな、文化的なものなら何でも。
演劇とか、女性が引っかかりやすいキーワードはいくらでもあるし、もし事前に相手の趣味がわかっていればそこを突いてもよい。
「いいね、それ」なんて言葉を引っ張れれば十分だ。
目の前の君に対する親睦度が低かったとしても、“勉強会””趣味の会”というカテゴリーにしてしまえば一緒に出かけることは出来てしまうのだ。それから親睦度を高めていけばいい。
行きたいそぶりがもし見えるのなら「もし宜しければ一緒に行って戴けませんか?詳しそうだから先生役引き受けてくれると嬉しいです」なんて謙虚に明るく伝えるのもいい。
デートではなく勉強だよ、というニュアンスをきちんと混ぜておこう。
一番噛み合わせがいいのは
・相手が好きなジャンルで
・自分も興味がある
という所を設定できると最高だ。だから相手の好きな分野を会話の中で確認した上で、「それ自分も興味あります!」とビックリしたフリでもしながら上の誘いを持ち出しても良い。
デートの誘いだと構えてしまう人間も、自分の得意分野で先生役という別要素を前に持ってくると、これは意外と動く。
アフターケアも忘れずに
スポーツ観戦然り、美術館然り、演劇然り、
閲覧系エンターテイメントを過ごした後の楽しみは「感想会」だ。
相手がお酒好きとわかっていればBARに誘うもよし。
その点がわからなければ、会場を出てポジティブな楽しい感想を述べながら「もしまだ少しお時間ありましたらお茶飲みながら話しませんか。それともBARの方が失礼でないですか?」なんて紳士的にかつ相手に大人の2択を迫ると面白い。
「今日は勉強になりましたので自分が払います!」と相手への感謝の心を明確に持ち出すことも忘れないように。
デートといえばデート、 勉強といえば勉強、
この線引きを曖昧にすることで
・まずは一緒に出掛けられる
・勿論次に繋げることも出来る
・相手がデートをもし意識するのなら、それに越したことは無い
というちょっと変化球な、でも味のあるスタートを切ることができる。
おっと言い忘れてた。
最後のポイントだ。
“自分の好きなものを好きになってくれる相手に悪い気はしない”
所謂価値観の共有って奴だ。
(まだ相手に恋愛という要素がなくても親密度は大きく高まるんだ)
今年は女性を初めてのデートに誘うのが本当に難しい年だ。
相手の気持ちになっての、丁寧な誘い方が求められる。
でもさ、これも男の甲斐性って奴だろ。
いいじゃないか。惚れた相手が楽しんでくれれば。
そのくらいの気持ちで、心地よい時間を過ごしてもらいたい。
そんな紳士になれる男なら応援するからさ。
【担当講師:エイプリル氏】
10年以上前から女の子のお尻を追いかけ回し、基本的に2~3日に1度の割合で新しい女の子とデートという生活を今も繰り返している。 おかげで「女をデートに誘う術“だけ”」は国内最高峰と周囲は評するも、ステディな関係に持ち込む確率は異常に低いらしい。 本人は「俺は理想が高い」と言い張るが、この弱点がゆえに周りに妬まれない性格。