06. 婚活パーティに潜入せよ！～前編

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今回は最近徐々に目立ち始めた”婚活パーティ”に潜入してきました。
婚活パーティ？ナイナイのお見合い大作戦でしか見たことないよ？！
それに僕じゃ無理でしょ！
「久々の体当たり取材で今回も爆死せよ！業務命令だ！」

ミスは仕事で取り返す･･･と失敗する

久しぶりの更新です。企画チャレンジはそっと続けていたのですが実は失敗し、編集長と気まずくなった人柱３号です。
他の仕事のミスもちょっとあって、先日も机にFrom Aが置かれてました。５年位前の。誰だよこんなのわざわざ持ってきたの！？でも本当に立場ヤバイです。この仕事好きだし頑張らなきゃって思ってました。どうやってミス取り返そう？

「簡単でしょ。人が嫌がる仕事を率先してやればいいのよ」

周囲のお叱り励まし悪口罵詈雑言を真摯に捉え、毎日早く来て頑張る中、挽回のチャンスが。編集のK君が盲腸で入院。代わりに取材に行く人間がいなくなったとの事。

「編集長、僕空いてます！僕行きます！」

・・・ざわ・・・ざわ・・・
あれれ？変な事言っちゃった？空気読まなかったかな？

・・・ぎゃはははは！！
え？なにこの爆笑。わかんない。意味がわかんない。

予算は確かにセーフだけどさ

「お前が行くのか！よーし下ごしらえしてやる」
「あははは！これ1モテ（当コーナー）でいけるんじゃね？」
「いけるいける！予算足りるよ！」

なに？なに？僕なんの尻尾握っちゃったの？

辞令「婚活パーティに”参加者”として行って来い。でなきゃクビ♪」
・・・すみません。さっぱり意味が判りません。挙手しなきゃ良かった。これは２択じゃなくって命令ですよね。
「良かったなー、最近モテてるらしいもんなー」
仕事中に携帯メールいじくってることすか？あれモテスマホ記事の後始末だっての。業務上知り合った方にAndroidアプリの先生やってるだけだっつの。うわ酷い言われ様だ。そう思われてたか。

でさ、１参加者ってどういうこと？
「取材レポート形式でうちの記事にしようと思ってたけど、折角だから参加したほうが面白いもんなあ」
「編集長、３号の履歴書あるからもう参加予約しちゃいましょ♪」
僕の個人情報を何と心得る！あ、メール着信。ぽち。
「ご予約承りました」
ちょっと待ておい。

場違いなところに来てしまったのか

編集部とお母さんと駅員さんと取材以外で今年話した女性３人くらいです僕。貯金もほぼ無いです。そんな僕がどうしてスーツ着て高層ビルのパーティ会場にいるのでしょうか夜7時。眩し過ぎるぜ都庁。あっちが良かった歌舞伎町。緊張しすぎて自己失調。

今日のパーティは25歳～35歳くらいの男女10人ずつの婚活パーティとの事。なにが起きるんだ一体！給料3か月分とかそんな単語が頭の中をバターになるほど回ります。受付で参加費払うところで足を引っ掛けるのはお約束。緊張するといつもこうです。受付のお姉さんに優しくフォローされました。アドバンテージ握られた気分。逆転すべくバリトン調で語り掛けました。
「ありがとう。領収書いただけますか？」
何しに来たんだこいつって思われただろうな。スタートは最悪だぜママン。

会場では先に到着した人から順に座っていきました。つまり、いきなり隣に女性が！なんだこの神展開？！きょどっちゃってペンを持つ手が震えます。最初にプロフィールシートなるものを書かなくてはならんのです。ちょっと嘘書こうかと思った。年収とか。隣のお姉さん綺麗だからつい。仕事帰りのOLさんなのかな？私服なんでしょうけどタイトな装いが素敵です。ちょっぴり見える胸元、すらっとした足。綺麗な目元。モデルさん、とまでは言わないけど僕は道であったら充分振り返りますねこりゃ。もしかしてここ一番当たりのテーブル？まさか！

ごめんなさい！前置きが長くなっちゃったので今回はここまで！隣の綺麗なお姉さんとは一体どうなるのか？
人間は果たして1リットルの涙をリアルに出せるのか？

次回をお楽しみに、しないで。金曜UPします。

人柱3号　プロフィール