04. ビジネスシーンは小物で差がつく?!~筆記具編
「月1万円という、おこずかい程度の予算で、人間はモテるようになるのか?」
…という命題のもと、恋タメ特派員「人柱3号」が文字通り人柱となって、モテアイテムと世間で呼ばれるものを体当たりで実践・調査・レポートする新企画「1万円で作る人生のモテ期」!
今回は筆記具。万年筆と行きたい所だがボールペンで妥協!
◆ここ2回は完全に公私混同だ(編集長談)◆
本当にイケメンなら「弘法筆を選ばず」でしょうが、生憎生まれも育ちも見た目も平均やや下の人柱3号です。
僕は給料は2次元に全力投資がモットーでしたので、あまり3次元への投資をしなかったんです。筆記具もいつまでもコンビニの100円ボールペン。
流石に編集長に一言言われちゃいました。そろそろ社会人としてきちんとしたものを持ちなさい、と。えぇ、購入を決意しました。
元々筆記具とかこだわりあるし好きだし。僕には早いかなって思ってただけで今月某Blu-rayボックスのローンが終わったからじゃないんです。
◆仕事への意欲が変わるなら安いもの◆
ランクの高いボールペンっていいよね。ちょっとぐっとくる。違いが出せる。プロっぽい。ひゃー。安易な発想。
「編集長!考えを改めました!また読者の皆さんにも編集長のお考えを記事にして伝えましょう!」
「よし!良く言った!自腹でやれよ!」
負けた。圧倒的敗北。
今回は初の自腹でお届けします。その分趣味に走って好きなもの買っちゃお。
ボールペンは人それぞれの好みがあると思います。
僕が選んだのはカランダッシュの復刻モデル。持った感じがとてもいいんです。
グリップが少し太めの方が好きな人、短めのものが好きな人、色、デザイン、etc。今回はあえてこれだという気持ちはありません。好きなものを選ぶのも楽しみですものね。僕は少し重めのものが好み、あとは鉛筆のような六角デザインでレトロなものを条件に探しました。正直探すのが楽しい。次の友人のプレゼントにこれいいな、とか思わぬ発見も一杯。ウンチク読んでくだけでも楽しい。あれ?こんなにボールペン好きだったっけ僕?
六角ボールペンはそれほど種類は多く無いのですが専門店のサイト行けば結構見つかるものです。ご予算1万円でも普通に見つかったよ。クラシックなデザインに惹かれてこんなの買っちゃいました。僕は膨張色の白を避けてカラーシャツを着ることが多いので筆記具はシンプルでスッキリなシルバー、六角で滑り憎い彫り付きの物。届いた日は思わず抱きしめてしまいました。
どんどん使いたいな、これ。
◆書き味って違うの? 違います。◆
良く出来たボールペンって書いてて疲れないんですよ。プラスチックボディと違い、重さや重心がきちんと考えられているので、ペン先が紙に吸い付くようなんです。普通は紙に押し付けながら書くのですが、きちんとしたものは紙の上を滑らせるイメージ。芯がしっかりしていると、もう氷の上を滑らせるようです。押す力が掛からないから手が疲れないの。意外とこれ皆さん知らないんです。
近くの誰かの素敵なボールペンで是非試してみてください。重心がきちんと作られているものは全然違いますよ!
必ず手書きになる年賀状の宛名書きなんて、こういうボールペンさえあれば鬼に金棒。
それに、人前で字を書くことが楽しくなります。
これが一番大きいかな。
言われてみればまだ筆記具はきちんとしたものを持ってない、という方。
一度素敵なデザインを眺めてみてくださいね。
蛇足ながら、この原稿を書いたあとに編集長に「おい!今晩奢ってやる!飲みに行こう」と僕の好きなお店に連れて行ってもらいました。1次会で編集長が奢ってくれた代金が、ちょうど自腹で買ったボールペンと同じ1万円ちょっと。こういうことが出来る大人になれれば高いボールペンも似合うのかな(苦笑)
万年筆・ボールペン・ペンシルの本格派通販ショップ【高級万年筆の文栄堂】
人柱3号 プロフィール
無理な苦労は続かないことも知っている28歳。今回5人が集められた「1万円モテ期プロジェクト」中の、唯一の生き残りだが、その理由は「楽なことばかりトライしてたから」という、どうしようもないもの。結果うまくってるのだから、これが勝ち組の新しいスタイルなのかもしれない。