最終回 男女における「心の距離感」Part.2
いよいよまとめに入った 恋タメ的男女論『恋愛と心の距離の関係』
最終レポート後半の前にもう一度メンバーをご紹介!!
研究員紹介 | |
所長 行きつけの飲み屋のオキニいりに、このコーナーのことを話したところ「イラストの方がカッコイイ!!」と言われ凹んだ謎のおっさん。趣味は女性の尻・足首・うなじWatching |
六本松研究員 マジメ一徹の青年研究員。最近、近くのコンビニに可愛い子が入ったらしく上機嫌!! だが相変わらず「お弁当温めますか?」に「あっ、えっ、…」と答えているらしい29歳。独身 |
「ということで、まとめの後半!! 前回の質問だが
『相手とうまくいかない、思ったように関係が進展しない』というのは、要するにどういう状態のことを言うのだったかな?」
「はい!! 回答するの待ちましたよー。
えっと……自分が相手をポジショニングしているゾーンと、相手が自分をポジショニングしているゾーンが異なっている場合ですよね。
例えば僕が相手のことをBゾーンに置いていたとしても、相手が僕のことをCゾーンに置いていたら付き合い方は当然変わってきますが、相手にもBゾーンの接し方を望むからギクシャクしてしまうという……」
「そのとーり。いいゾ! 六本松君
だからこそ、お互いがお互いを同じゾーンにポジショニングしており、
かつ、それぞれがそのことをきちんと理解している関係が、理想的な関係だということができる。
それゆえに、まずは相手のどのゾーンに自分がいるのかを見極めることが最初に必要になってくるのだが!」
「女性は男性に比べてゾーンの広さに差があるんですよね。
Aゾーンが異様に広い『恋多き女性』もいれば、Bゾーンが広い『社交的・水商売タイプ』もいる。
Cゾーンが広い『内向的タイプ』や、そもそもゾーンの広さや形、並び方が???な『不思議ちゃん』も……」(第4回参照)
「よく覚えていたな。
自分が女性のどのゾーンにいるのか確認したいときは、『何ができて何ができていないか』を客観的に観察すればいい。
プライベートなことは話せているのか、2人だけで出かけることはあるのか、
連絡を取り合う頻度はどうか、バレンタインでもらったチョコは義理チョコだったかそれとも手作りだったか……などをチェックするんだ。
もちろん相手のタイプをよくよく見越した上でやるんだぞ。
でなければ、とんでもない間違いを犯すことにもなりかねん!」
「……脅さないで下さい! 確かにあまり自信ないですけど」
「ま、とにかく観察だよ。
自分との関係だけではなく、他の男とはどんなふうに接しているかも見るんだ。
例えば連絡先を聞かれたときの反応はどうか、朝、みんなにどんな挨拶をしているか、
バレンタインなどのイベントではどんなものを配っているのか……などだな。
『具体的で、かつ誰にでも平等な行為』に目をつけろ!」
「ここでポジショニングを読み損ねて間違った方法でアピールしたり、ムリして強引にアプローチをしようとすると……大変なことになるんでしたよね。
『ごめんね、そんなつもりじゃなかったの』で終わればいいけど、
ヘタをすると嫌われてしまうっていう……」
「そう、(かさねて)そのとーりだ!!
自分がBゾーンに位置づけられているのを読み間違えてAゾーンだと思い込み、
『俺の女』モードで接したりする場合によく見られる悲しくもイタい事実だな。
そんな態度をとられたほうにしてみれば、『アンタ、いったい何様?』ということになる」
「所長、自分のポジショニングをAに近づけていくには、結局どうしたらいいのでしょうか?」
「ウム……消極策のように思うかもしれんが
いちばん確実なのは、自分のポジショニングがわかったら、
まずはそこをキープするのを心がけること。
そこからはじき出されたら元も子もないどころか、
ヘタを打ったらそのポジションにすら戻れなくなることもあるからな。
無理なアプローチはせず、虎視眈々と自分のイメージチェンジを図れる機会を探っていくんだ。
多人数でのイベントや食事、旅行に参加するなどが無難だろうな。
ウシのよーに遅い歩みになるかもしれんが、
そんなふうに着実に近づいていったほうが女性も信頼してくれる。一言でまとめると『焦りは禁物! 信号をよく見て渡ろう横断歩道!』といったところかな!」
「所長!! 最後も、わかったようなわからないような…… 相変わらずですぅ(涙)」
------ということで、少し消化不良な締めくくりで終わりを迎えたこのコーナー。
人それぞれ異なる心の距離感とゾーン。自分と相手のポジショニング。
そして阻害要因や解決策…
目に見えないものばかりでしたが、ご理解いただけましでしょうか?
聞くところによると、モテ男女研究所、通称「モテ研」では既に次の研究に入っているとか。
さて次はどんなテーマなるのか、お楽しみに!!