好きじゃなきゃ…付き合えない？

あなたには「理想の彼女」っていますか？
きれい系？かわいい系？見た目重視？性格重視？
私はオッパイの大きい女性が……失礼しました。

しかし、男なら一度は『こんな彼女が欲しいな～』なんて妄想に浸ったこと、あるんじゃないでしょうか。

もちろん、理想を言ってたらキリがない！ってことは重々承知しているのですが、現実との折り合いが難しい。
今回はそんな悩みを解決すべく、ひとつの記事を紹介したいと思います。

「好きになったから付き合う」は流行らない？

痛切に彼女が欲しい人に激モテ男性らがアドバイス
「彼女がいる人に質問です。彼女が欲しいです。彼女が欲しいが、作れない人が足りないことは何でしょうか。……
（中略）
これに対し、（中略）「今日び、『好きになったから付き合う』なんて流行んねーんだよ」「まず、恋愛ありき」と、反論している。（中略）そして、「相手のことは付き合って、後から好きになればいい」と言い返している。
この記事へのコメント
8.名前：　：9月13日22時7分
好きでもない女を彼女??
13.名前：　：9月14日12時12分
そもそも付き合ってから好きになるとか意味わからん。
14.名前：　：9月14日23時24分
好きでもない女と付き合うなんて時間と金の無駄だな
※日刊アメーバニュース

記事にコメントを寄せたユーザーたちは、「好きでもない女と付き合うなんて…」と、完全に否定的な反応。
当初、私も彼らに近い意見を持っていました。

しかし、考えれば考えるほど、「好きでもない女と付き合えない」という信条こそが、「彼女を作る」ことへの妨げになっているのでは、と思うようになったのです。

「好きじゃなければ付き合えない」は、良い？悪い？

では、｢恋愛する・告白する」とき、どのように気持ちは変化して行くでしょうか？

1.相手に興味を持つ。
2.興味が膨らむ。気になり出す。
3.徐々に興味が好意と混ざり出す。
4.好意が「好き」という明確な感情に変化する。
5.感情を抑えきれなくなり告白する。

私はこんな流れを考えます。
つまり「まず付き合う前」に好きになる。
コメントを寄せたユーザーたちと同じです。

一方女性は、付き合う時点では「好き」という感情が男性ほど強くなく、付き合っていくうちに
だんだんと…ということが多いそうです。 まだ相手を好きかどうかハッキリはわからないけれど、「お付き合いしてみる」というスタンスが取れる。

これって男女関係においては、「強み」になると思いませんか？
好きになる前にお付き合いができる、恋愛対象の幅が広がる、ということです。

次に「お付き合いした後」はどう進行して行くか、ふたりの関係だけに焦点を絞ります。

1.互いの好きな面、嫌いな面が見えてくる。
2.「好き」と「嫌い」を秤にかける。
3.「好き」に傾けば付き合いを継続する。
4.「嫌い」に傾くなら改善を促す、もしくは我慢する。
5.問題が解消されれば、付き合いを継続する。
6.改善されず、我慢もできなくなったら別れる。

ドライなようですが、これがお付き合いした後の流れだと思います。
付き合う前とは比べ物にならないくらい、「好き」と「嫌い」のシーソーゲーム始まるのです。

コメントを寄せたユーザーは、まだ付き合う前の、相手の「なに」を、「どのくらい」見て、
「好き」だと言っているのか…そう考えると「好きじゃなきゃ…」という一見硬派な信条も、
頑なに訴えれば訴えるほど、より空虚なものに感じませんか？

この信条こそが、自ら付き合いの幅を狭め、己の首を絞めている原因ではないでしょうか。

「恋愛」と「仕事」の共通点

話は変わりますが、会社を外から見ていただけじゃ、その内部事情はわかりませんよね？
とある会社に惚れ込み、めでたく入社できたとしても、入ってみたらマイナス面ばかりが目に付いてしまう、なんてこともあるかもしれません。

会社に限らず、実際に体験しないとわからないことなんて、たくさんあります。
これは、「女性と付き合う」ことだって同じではないでしょうか。

◾憧れの会社ではなかったが、働くうちに良い面が見えてくる。
◾タイプの女性ではなかったが、付き合ううちに良い面が見えてくる。

理想の女性と付き合う、もちろんそれがベストです。
しかし、今まで無カノ（無職）だったのならば、まずは付き合う（入社する）ことを第一に考え、
多くの女性（会社）と知り合い、実際に付き合ってから、彼女（自社）の良い面も悪い面も見て学んでいけばいいんじゃないでしょうか。

「彼女が欲しい」と言う一方で「でも好きな相手が見つからないから」と現状維持では、
いつまで経っても前には進めません。

ごまかさず、いま自分が出来ることを

頭の中で『どうやったら理想の彼女と付き合えるか』を考えるのは、雲を掴むような話。

仕事であれば、まずは自分に見合う仕事に就く。
それが結果的に「一生付き合える仕事」になる可能性だってあります。
仕事と同じく、まずは自分に見合う女性を探す方が、理にかなっているとは思いませんか。

折しも時代は、転職やキャリアアップという言葉が当たり前になってきています。
ひとつの会社で一生を終える時代は、バブルとともに過ぎ去っていきました。

ならば彼女だって…付き合ってみた結果に満足できなければ、
いずれは「転職する」という選択肢を持ってもいいのではないでしょうか。

付き合いながらでも自分を磨く。
前職（元カノ）の失敗を生かして、次に繋げる。
まさしくキャリアアップですよね。

「好きじゃなければ付き合わない」と頑なに訴え、理想の彼女との出会いを待ち、
いたずらに時間を浪費するよりも、まずは自分に出来る“最初の一歩”を踏み出しませんか。
その一歩が、恋愛という「社会」に出ていく、ということになるのですから。

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「ふたり」という選択、アイ・キューピットから。