難易度高し！モテるマメな男

恋愛テクニックの高等手段“マメ”

恋愛の話をする際にひとつだけ言い切れることがある。
それは恋愛において『絶対』という方法や法則は
ありえない、ということだ。

tc04 人間の思考や性格は千差万別であり、
あたかも都市伝説のように根強く語り継がれている
『血液型占い』といった類の話も、100％その属性に
当てはまるなど皆無であろう。

ましてや恋愛においては、時として人は思いもよらぬ行動に出てしまうものである。

『恋愛』と言う感情の不確定要素をより成功に（この場合は意中の女性をGETすること！
としよう）近づける為に男は四苦八苦するわけだが、その手段・テクニックの一つに
『マメな気づかい』が上げられるのではないかと思う。
端的に言ってしまえば『マメな男はモテる！』である。

だがここでひとつ注意してもらいたい。それは『いったいどこまでがマメな行動か？』という点。

初めて投稿させていただきます。「まめな男は良い」、「モテル」と女性の口から聞きますが、本当に女性の方は思っているのでしょうか？自分で言うのも変なのですが、良く「マメ」だと言われます。飲み会で食べ物を皆によそったり、女性が酔っていてその女性の自宅方面の終電で寝過ごしそうだと感じて、降りる駅まで送ってあげたり、元気がなさそうだから、「元気？体調良くないの？」ってメールを送ったりしていたら・・・。いつの間にか、警戒されて、ストーカ的な目で見られてしまいました。（告って断られた後も普段通り接したつもりだったのですが・・・。）自分では何が悪いのか・・・だから駄目男なのですが・・。この対応が悪い！とか「まめ」とはこういう事だ！と教えていただけたら幸いです。
※こころの翼[恋愛・結婚の素朴な疑問]

では『モテるマメな男』とはいったいどんな男なのだろうか。
根本的な『マメ』の定義から紐解いてゆきたいと思う。

そもそも“マメ”ってなんなのさ？

まめ【忠実】
まじめによく働くこと。よく気がついて面倒がらずにてきぱきと動くこと。
また、そのさま。「―な人」「筆―」（goo辞書より）
※まめ【忠実】│goo辞書

実生活の中での行動に当てはめると、

◾電話やメールの返信がすばやい。
◾服装、髪型、アクセサリーなどサラッと褒めることができる（褒め、との併用）。
◾自然とドアを開ける、イスを引く、荷物を持つ。
◾記念日や好き嫌いなどの情報を記憶している。

上記のような『さりげない心遣い』を『あくまで自然にサラッ』と出来るのが
マメな男の特徴といえる。

そして最初の引用記事と絡めて考えた場合、最も重要になってくるのが
“相手が欲しているもの”を、わざとらしくなく相手に提供できるか否か、
という非常に難易度の高い境界線の存在だ。

マメだと思って起こした行動が、恩着せがましかったりしつこかったり、
ましてや下心がミエミエだったりすると完全に逆効果になる。
そんな行為は第三者からすれば自己満足やオナニー以下でしかなく、
ウザくてしつこいというレッテルを貼られかねない。

前途のように『マメ』と『ウザい』は紙一重の行為なのだが、この境界線はその男女の関係、親交の深さ、好意の有無、互いのキャラクターなど千差万別。
Ａさんには好意的に受け止められた行動が、Ｂさんには嫌悪的にあしらわれる、
こういったことは十分考えられることである。

これを回避する為の手段はひとつしかない。
軽いアクションを繰り返し、相手の顔色を伺いながら様子を探っていくのである。
男性にとっては歯切れも悪く、もどかしい行為かもしれない。
しかしこの境界線の模索こそが、あなたの行動を『マメ』と決定付ける
大切なファクターとなるので一層慎重に行うべきだろう。

なぜモテる？マメな男

“マメに分類される行動の境界線”の話が少し長くなってしまったので、
ここで本題に戻すとしよう。

では、なぜマメな男はモテるのだろうか？
（※ただしこの場合、最低限女性が男性に悪意を抱いてはいないとする）

マメな男を見ているとわかるのが『小さな心遣いの積み重ね』をしているということ。
記念日以外で特別高額なプレゼントをしたり、なにか大きなサプライズを提供していたり、
ましてや好意を抱いた女性に従属しているわけでも決してない。

実生活の中において『女性が欲しており、されるとちょっとうれしい』を
頻繁に繰り返すことで、まず相手に自分を印象付けている。
普段男性はあまり気づかない部分でアプローチが出来れば、女性の評価もグンとあがる。
そしてポイントとなるのが『積み重ね』の部分。
マメだな、細かいところによく気がつくんだな、という要素は回数が大切なのである。

ちなみに頻繁なアクションは後々、振り子心理として影響してくる。
例えばいつもメールをくれたのに、ふとメールが来なくなる。
『どうしたんだろう』と気になってしまい、相手からのメールを待つようになる。
気になっていた分、いつもより来たメールが倍うれしい。