02. 男が考える結婚 そのメリット・デメリット part2
独身者が言う「結婚のデメリット」と既婚者が言う「結婚のメリット」の大きなズレとは
意見のベースとなるもの
まず独身者が、デメリットと考える要因には
すべて「自分の」「自分が」が付くぐらい自分自身の行動への制約や、損得、利害などの観点からの発想が多く見受けられます。
特に自分で自立し生計を立てている独身者からすれば、『自分の生活=自分のもの=全て自分の裁量で判断したい 』と考えます。
ですから結婚を考えた時に、「結婚した自分・家庭中の自分がどうありたいか?」と言うことが、デメリット要因のイメージのベースとなるわけです。
一方で既婚者が語るメリットには、「愛すべき、守るべき家族の存在」が共通しており、その観点からの意見が多く見受けられます。
もちろん結婚してから、家族を持ってから感じたことであるのは確かですが、思う基準に「自分のもの、自分の裁量」のような自分中心な色合いは少なく、どちらかと言えば、家庭の中にいて感じていること、家族の一員としての喜びといった観点での思いが並んでいます。
ですから自分一人を軸に考える独身者と、家族を持ち、その一員でもある既婚者とでは考えるベースとなるものは異なるのです。
「自分の時間が無くなるのは嫌だ」に対し「確かに無くなるけど別の時間が持てる」と答える
「共同生活にともなう我慢、妥協、不自由を余儀なくされるの嫌だ」に対し
「愛する者たちとの共同生活には、そもそも我慢、妥協、不自由という観点がない」と答える。
このように同レベルで比べたり、論じれるものではないようです。
結婚を後押しするもの
既婚者の多くの方も独身の頃は、
上記の独身者と変わらぬ何がしかの不安はあったはずです。
しかし、結婚し家族を得ることで、「愛すべき、守るべき家族の存在」からの想いになってきているのです。
既婚者の方とて、自分の空間、時間、お金、交遊関係などがなくなることが嬉しいわけではありませんし、様々なお金や抱え込むものが大きいことは知っています。
でもそれをしっかり受け止められるのが、「愛すべき、守るべき家族の存在」なのです。
結婚は『人生の墓場』や『年貢の納め時』『永久就職』というマイナスな捉えられ方もしますが、現実は多くの人が結婚する人生を選びます。
それは、それを補ってあまりあるほどのものが得られるからなのでしょう。
結婚のメリット・デメリットを同一項目の良し悪しで判断するのでなく、「生き方の選択」として考えること重要かもしれません。
結婚に対して前向きになるか、後ろ向きになるかは、どのような生き方・人生を歩んでいきたいかということと大きく関係しているようです。
まとめ
結局のところ、ある程度の年齢になると、自分の人生や生き方は、自分で決めていくものです。
特に人生の大きなエポックである『結婚』に対し、回りのプレッシャーから流されるままに安易に決めてしまうよりも、色々と考え、悩む方が本来の姿だと思います。
ただそうやって考え悩む皆さん自身が、ご両親にとって「愛すべき、守るべき存在」であり、「自分のお金、時間、空間」などとは考えなかった家庭で育ってきたことは確かです。
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