講座12 『相手を見る目』とは?
コミュニケーションにおいて一番重要なのは相手をどう見るか、ということ。
『就活におけるコミュ力』をさらに深く考えていく!!
◆『相手を見る目』が、コミュニケーションのカギ◆
もう少しばかり、就活コミュニケーションについて展開したい。
恋愛志向の読者の方にも、気になる女性へのアプローチに絶対に役立つことなので
是非、是非お付き合いを願えれば。
前回までの就活コミュニケーションのキモは?
質問意図を理解したコミュニケーションを図るために、
こちらの言いたいことを客観的角度とを付加しながら相手に解りやすく伝える
ということだった。
この考え方は、何もQに対するAだけに限ったものではない。
それはズバリ! 『相手を見る目』 にも通じるのだ。
就活において言いかえれば 『応募する企業を見る目、見かた』 のことである。
特に企業の事業を外からしか見たとこのない学生などは、この視点に欠ける場合が多い。
例えば、企業像は次のようにイメージしがちである
◇商品・製品を知っている
◇CMなどでイメージが良い
◇企画、製造、営業、などの仕事がある
◇社員なども活気があるし、社風も良さそうだ
◇企業規模も大きく売り上げなども安定している
と、完全に外野からの目線でイメージするのが圧倒的である。
その結果、就活中の自分としては
◇魅力的な企業で、応募先として考えたい
◇やってみたい仕事がありそうだ
◇できれば是非、入社したい
◇社員になりたい
当然、こう考えてしまう。
イメージで言うと、こんな図かもしれない。(解りにくくて申し訳ないが)
残念ながら、この考え方では、その企業に採用されるのは難しいだろう。
それは、応募者本人がいくら相手先の会社のことを勉強したとしても、
やはり『本人の主観中心のイメージ』から来ているものだからである。
イメージ図のように考えると、応募者はどうしても
「あの会社の中に入りたい!」
「あの職種になりたい!」
「あの中にいる自分になりたい!」
と思いがちなのである。
つまり『応募者と企業が、相対(あいたい)する関係』になっているのだ!!
こういう考えの応募者を、採用する側は、会話の中で見抜くのである。
そもそも会社・企業とは… 何なのか?
客観的角度からそのことを理解した上で、
就活面接における先方担当者の質問意図を理解したコミュニケーションが必要なのだ。
引き続き次回に!!
編集長 今日の一言
「相手を見る目を持たない男は、気になる女性と、どうしても『相対(向かい合う)』してしまう。だから面接同様『評価対象』として見られてしまうのだ!!」