第十六回 【究極の選択!】 運命の別れ道メール術 2
先週に引き続き、「送信メール・究極の選択!好かれたり、嫌われたり…運命の別れ道メール術!」 の第二弾。
TPOごとに訪れる究極の選択・・・。
運命の別れ道で、あなたならどんなメールを送りますか?
伝染るんです・・・。
今週は、本題へ行く前に、『伝染』について軽く紹介します。
最近、ある友人から
「今、僕、ものすごく落ち込んでいて、ツイてないんですよ」
という相談を受けた。
僕は、合コンにすでに遅刻しているというのに、
その悩みを聞いて一時間ほど話したのですが・・・。
その翌日。
逆に僕がものすごく鬱な状態になってしまっていたのです。
完全に、「鬱(うつ)」という病気が伝染したのか・・・。
会議でも全く発言せず、その日の合コンもドタキャン。
挙句の果てに、駐禁まで取られてしまう始末。
みなさんも、「鬱」や「不運」は伝染するので、なるべくツイテイナイ人には近づかないように。
ちなみにわたしは、ネギを首に巻いて寝たら鬱から開放されました。
送信メール・究極の選択!…運命の別れ道メール術!(その2)
それでは、 先週 と同様に、これからAとBのメール例を出します。
あなたは、好きな相手にどっちのメールを送るでしょうか? 直感で、素直に選んでください。
その後、どっちのメールが効果的なのか? その正解と一緒に解説をつけて、紹介します。
運命の送信メール!あなたはどっちを送りますか?
それでは、スタート。
1. 好きな女の子が落ち込んでいた時の返信メール。 あなたなら、どっち?
■「みんなが言っていたよ!君は才能があるって!」を選んだあなた…正解!
■「自分に負けるな!頑張れ!俺だって苦労したんだ!」を選んだあなた…残念!
これは、第三者から褒められることによる自己暗示という法則。
直接、「きみは才能がある」と褒めるよりも、
“みんなが”とか、“実はあの社長・上司が…”など、
第三者を持って褒めることで説得力があがるという効果があるのです。
その“褒め情報”を運んできたあなたには、さらに“好感度”を持つことができ、
いつしか「この人といると、安心できる」と思うようになるのです。
ちなみに、 B を選んだあなた。
「自分は苦労したんだ」のように、
その言葉を言われた人に相手の身になっているようで なっていないこの言葉は、
対人、特に女の子には逆効果を生むのでご注意を!
2. 告白するなら、どっち?
■「幸せにする自信があります。僕とお付き合いしてください。」を選んだあなた…残念!
■「高望みかもしれませんが、僕と交際してください。 表現、古い?かな。」を選んだあなた…正解!
たいていの人が、たとえ自分のほうがレベルが高いと感じていても、
「高望みしている」と言えば、相手はついつい「そんなことないよ」と否定してしまうはず。
これは「抵抗」行為のひとつであり、
この謙虚な言葉によって、相手は告白を断りにくくなるのです。
さらに、「あなたは高いところにいる人だ」と評価していることで、相手は喜びを感じます。
この二重の攻撃で、相手への告白の成功率をグットあげることになるのです。
3. デートに誘うなら、どっち?
■「カラオケに行こうよ!」を選んだあなた…残念!
■「今度、映画かカラオケに行こうよ!」を選んだあなた…正解!
どこかへ誘うときは、かならず具体的な提案を二者択一にしてください。
これは選択理論といい、
大きな範囲からひとつを選ぶよりも、二者択一だとついつい答えてしまう
・・・という心理を利用した方法です。
また、ひとつの選択肢しかないと、断りやすいが、
二つの選択肢だと、ついついどちらかを答えてしまう。
そんな人間の心理行動が働くのです。
で、この場合、「カラオケに行こうよ」といわれても、
「わたしの意向は無視なの?」と自分勝手な男に思われるはず。
しかし、「今度、映画かカラオケに行こうよ」 といわれれば、
「じゃあ・・・映画。」と答えるはず。
答えてしまえば、断ることはできずに・・・そのまま誘えちゃうというわけです。
どっちを選ぶかであなたの未来が変わる別れ道!
究極の送信メール選択!
それでは、次回までの宿題!