第十五回　【究極の選択！】　運命の別れ道メール術 1

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今回は少し趣向を変えて、
「送信メール・究極の選択！ 好かれたり、嫌われたり…運命の別れ道メール術！」
と銘打ってお送りします。

TPOごとに訪れる究極の選択･･･。
運命の別れ道で、あなたならどんなメールを送りますか？

運命の別れ道です。

ちょっと今日は、新企画の連載を予想させるような匂いのするメール術コーナーです。
名づけて、

「送信メール・究極の選択！ 好かれたり、嫌われたり…運命の別れ道メール術！」

･･･です。

これから（A）と（B）のメール例を出します。
あなたは、好きな相手にどっちのメールを送るでしょうか？
直感で、素直に選んでください。
その後、どっちのメールが効果的なのか？
その正解と一緒に解説をつけて、紹介します。

運命の送信メール！あなたはどっちを送りますか？
それでは、スタート。

送信メール・究極の選択！…運命の別れ道メール術！（その１）

まずは、例題をいくつか挙げてみましょう。
答えを見ずに直感で、素直に選んでみてください。

1. 会った翌日に送るメール、あなたならどっちのメールを送る？

■「きみって、本当にカウイイね！」を選んだあなた…残念！
■「きみって、本当に不思議だよね。」を選んだあなた…正解！

これは、相手の褒め方に関するテクニック。
女の子というのは、誰にでもカワイイと言われるもの。
そんなメールは五万と受けているわけで、もらったところで
「みんなに送ってるんだね･･･」
なんて、逆に遊び人に思われてしまうかも。

それよりも、「きみは不思議だね」
と言われた方が、他の女の子とは違った“個性”を褒められているわけで、
その言葉を言われた人に
「もっと自分の魅力的な部分を見せないと！」
･･･と、頑張ってくるはずです。

そう！“不思議だね”と褒めることは、
＝相手の可能性を褒める＝個性を褒める ということなのです。

実はこの「不思議だね」は、言われて喜んじゃう言葉なんですね。
他のメールともかぶらないし。
ちょっと送ってみて下さい。 効果ありますよ。

2. 食事に誘う時のメールタイトル、あなたならどっち？

■「ランチ食べようよ！」を選んだあなた…残念！
■「ごめん」を選んだあなた…正解！

これは「ごめんねギャップ理論」と呼んでます。

タイトルに“ごめん”と書いてあると、女の子は
「いったい自分が何を悪いことをしたんだろう･･･」
と一瞬、気になってしまいます。

で、中身を見ると
「なーんだ、食事か。びっくりした。それぐらいならいいよ！」
と、なってしまうのですね。
素直に誘うより、頭にこれぐらいの脅しがあると、本文のハードルが下がるわけです。

文章はスッと入るよりも、とにかく頭に印象的な言葉をのせること。
みなさんも考えてみてください。
メールの頭に「ごめん」なんて文が入っていたら、あわてて中身を見てしまうはずですよ。

3. 約束の仕方、あなたならどっち？

■「僕はいつでも平気だよ！」を選んだあなた…残念！
■「火曜夜と週末だけなら平気だよ。」を選んだあなた…正解！

これは、心理学でいう「禁止理論」に当たり、
『禁止されるとついつい抵抗したくなる』という反発作用のことを指します。
これを心理的リアクタンス理論というのですが、
これは、そんな心理行動を突いたメールなのです。

この抵抗はつまり「限定」という言葉にも当てはまります。
「おいしいケーキ」と売るよりも、
「１０個限定ケーキ」とあるほうが、買いたくなってしまうのと同じように、
「いつでもOK」というよりも、
「火曜か、土曜日だけ空いている」というほうが、
相手も“どちらかに決めないと！”と思い込んでしまうのです。

これをうまく使うと、大抵は約束をできるはずです。
確かに、わたしも自然と女の子とデートの約束するときは
「火曜と土曜の１９時以降なら。。。」
･･･と限定して細かく送ってますね。

では、次回までの宿題を出しておきましょう。

どっちを選ぶかであなたの未来が変わる別れ道！
究極の送信メール選択！