サンタはどこへ?海外クリスマスプレゼントの雑学
クリスマスイブの日に恋人にプレゼントを渡すのは日本の定番ですが、海外から見るとこれが珍妙に見えるとのこと。余計なお世話だと心で叫んでしまいそうですが、本場の過ごし方を魔改造してしまったのは日本側の方ですから文句なんて滅相もございません。家族と過ごすのが本来のクリスマス、日本でいうお正月の過ごし方と同じですね。
さて、お正月といえば日本にはお年玉がありますが、海外では家族や親戚から貰えるクリスマスプレゼントがお年玉に相当するようですね。子どもたちが目を血走らせてプレゼントに期待する日、それもそれでキリストの誕生日という華やかな日なのに穏やかではない感じがしますが、更に凄いところはそのプレゼントの渡し方だったりします。一体海外ではプレゼントをどのように渡しているのでしょうか?各国において伝統的とされている渡し方をちょっとチェックしてみましょう。
アメリカ:
子供側が貰うプレゼントを「指定できる」。
さらに貰ったプレゼントを気に入らなかった時に店に返品ないし交換できるよう「レシート」を同封することが一般的。さすが合理主義の国。若干夢とロマンには欠けますが理に叶っていますね。レシートを同封しているサンタさんはちょっと見たくありませんが、これがアメリカンスタイルです。
ドイツ:
家長が直々に家族に手渡すとのこと。これほんと日本のお年玉みたいですね。年長者から賜る毎年嬉しいプレゼントを胸に抱きながら、家長への敬意と愛が増すことでしょう。サンタがどこ行ったかは置いといて。
フィンランド:
家族間でプレゼント交換をしちゃいます。これも楽しそうですね!日本では同年代で集まるクリスマスパーティーでよく見る光景ですが、これが家族間となるとプレゼントのチョイスがまた難しくなりそうですよね。ちなみにここにもサンタは見かけられません。
イギリス:
24日の夜(25日の朝)、眠っている子供の枕元にそっとプレゼントを置いておくとのこと。ここだ、サンタはここに居た!この渡し方を見るに、日本のクリスマスプレゼントのスタイルはイギリス由来であるようですね。 ちなみにイギリスの子どもたちはサンタさんのためにと、枕元にウイスキーなどのお酒を置いて寝る子が多いのだとか。こりゃサンタさん大喜びだわ。
ちなみにイギリススタイルですと夫婦間でもプレゼントを交換するようですよ。この交換に尾ひれがついて日本では恋人同士でのプレゼント交換が目立つようになったのでしょうか。恋人へのプレゼント選びにまだ悩んでいるという方は、いっそ今年は思い切ってアメリカンスタイルを提案するのも良い手かもしれませんね。