何故婚活パーティーや街コンはネット上に失敗談が多い？その２

ネット上に何かと失敗談が目立つ婚活パーティーや街コン。これらのイベントは本当にハズレ率が高いのか？それとも声高な失敗談ページが検索上位に上がってしまっていることで、あたかもハズレが多そうなイベントと見えてしまっているだけなのか？

前回に続き、今回はネット上の街コンへの不満について調べてみました。とにかく目立つ失敗談ですが、その実態は如何でしょうか。

街コンに寄せられる不満について

街コンへの不満も女性側が多数

婚活パーティー同様に街コンにおいても女性からの失敗談や不満が目立ちますね。これらの失敗談等をまとめるとアラサー女子や喪女などと、やはり普段から強烈に男性を求めながらも男性と縁のない層によるものが多数となっていました。これも参加前の街コンへの期待の高さ故に、イベントを終えた後の虚しさがより増幅され大きな反動となり、結果失敗談の形を取って参加男性や運営への文句と相俟っていますね。

そもそも街コンの場合は参加こそしやすいものの、婚活パーティーとは異なり参加条件を細分化していません。つまり年齢層や趣味・ライフスタイルなどの指定が少なく、ハードルが低い参加条件を満たせば誰でも参加可能という点に着目すべきでしょう。これ、普段からモテている人やコミュ力の高い人が圧倒的に有利なんですよ。

また本気で付き合いたい人を求める婚活パーティーと比較し、彼氏彼女がいても友人の付き合いとして参加している新たな恋愛に興味が無い層、ないし食べ放題などを求めて参加するだけの層すらいます。これらの背景を考えれば街コンではそもそもカップル成立数が少ないというのも納得なのですが、やはりイベント前は期待を高く持ってしまいますよね。参加者として致し方ない部分かもしれません。

恋愛面以外の点への不満

他の恋愛探し系イベントと比較すると不満が表面化しやすいポイントを多く有する街コン。では他の不満はどのようなものがあるのでしょうか。

・飲食面の不備（美味しくない、足りない等）
・進行の不手際（異性と話す時間が足りなくなった）
・強制的に店を移動させられるなど、仲良くなった異性と共に行動できなかった
・女性の参加が少ない回があった

などが主だった不満でした。
飲食面に関してはかなり厳しい意見が飛び交っています。味は勿論のこと量についての不満も見受けられました。イベント運営側は軽食をイメージしていても、告知で食べ放題などと書かれていた場合にはやはり参加費に応じてそれなりの満足を飲食に対しても期待してしまいますよね。
また恋愛が上手く進まなかった場合に参加費の元を取らねばと意識が一気に飲食に向く場合があります、その際に飲食が満ち足りていないと大きな不満として感じてしまう傾向にあります。

店舗の移動においても根強い不満があるようですね。街コンでは自由に飲食店を行き来できるスタイルが主流となっているのですが、やはりイベント中に人気店と不人気店で動員や満足度に差が生まれてきます。そうなると他店への早期移動を促されたり、移動した先の店舗が満員で入れなかったなどの細かなトラブルにも繋がります。こういった部分は運営側がきちんとすべきなのですが、街コンの場合は自治体や商工会など街コン開催ノウハウが少ない団体が主催しているケースがあり、ノウハウの不足から参加者からの不満を集めてしまっています。

現在の街コンはとかく様々な角度から不満が寄せられています。恋愛も食事もなんでもある＝なんでも不満ポイントとなりやすいという構図であり、致し方ない面もあるでしょう。現時点では本当に評判の良い街コンは多くはありませんので「運営者がどのような会社か」「恋愛イベントの運営が大丈夫そうか」事前に簡単にチェックすることをオススメします。また「街コン　成功談」「街コン　感想」などの検索語句より参加検討中の街コンをチェックし「運営面がきちんとしていた」「参加者が非常に多かった」などと評されているか調べるのも良いですね。

街コンへの参加の前には今一度、過去イベントの評判をチェックし正しく楽しませてくれそうか判断する時間を設けましょう。ノーチェックで参加するのはギャンブルと言わざるを得ない状況である以上、ムダな参加とならないように情報収集は怠りなく努めましょうね。

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