7.メールのキャッチボール~ヤリトリを長続きさせる①~
4週目以降の『大きな壁』
お互いに“お互いのメールの感覚”を模索しながら、あれこれ考え、ヤリトリし始めたメール。
実は、3通目までが一つの許容範囲と言われています。
『通常ヤリトリが始まって3通目までは、どこか固く面白くない・ぎこちないメールが許されていても、4通目以降それは通用しなくなる』ということです。
厳しいようですが、実は当然のことなのです。
何故かと言うと、2~3通目までにありがちな『自己紹介的な要素=序章』が終われば、
自ずと相手も『内容やヤリトリの楽しさ=本編』を求めてくるようになるからなのです。
例えば、ネットのSNSやコミュニティサイトなどでも、最初の2~3通、順調にヤリトリしたのに、4通目以降ピタッと返事が無くなり、そこで終わる。
そんな経験をした方も多いと思います。
最初の頃の「まだメール始めたばっかりだし」「慣れないからかな?」「私のことまだ解らないだろうし」と、
ある程度甘い評価だったメールも、4通目以降は『メール交換の楽しさ』にシフト。
そう ! 評価は 4通目辺りから一気に厳しくなります。
そのことに全く気づかず、4通目以降も、いつも通りのパターンのメールを投げてしまうと、
相手は返信への意欲が一気に萎えてしまいます。
相手は、「またこんな内容かあ。相変らずつまらない質問だなあ。」「返事どうしようかなあ。何を書けばいいかなあ」と悩み、
「今日返事出さないとまずいかなあ。明日にしようかなあ。」「少し先延ばししても大丈夫かな。」と、返信に対するストレスがたまって行くのです。
そういう相手の状況を知らずに、『返信が無いことが気になっている』こちら側の追撃メール。
♂「メール送ったんだけど届いてない?」
「どうしたの?何かあったの?」「返信ナイよー?」
を受け取れば、
♀「もういいや。返事やーめた!」「この人スルーしよう!」という反応は当然でしょう。
4通目以降は、キャッチボールスキルは当然の事、相手をストレスなく楽しませて、スムーズに返信アクションを起こさせるメールが、必要になってきます。
メール交換は、どちらか一方が「飽きた」「面倒くさい」と感じれば、そこで終わり。
しかもそのことを決して相手は、教えてくれないのです。
(編集部 モテメール班)