4.メールのキャッチボール~疑問形でのヤリトリ~
ココは要注意!!疑問形でのヤリトリ
キャッチボールの要でもある疑問形ですが、活用にあたっては、いくつか注意が必要です。
①何でもかんでも「?」を付ければいいわけではない
一度、質問形で送ってみたら、相手からちゃんと返事が来てヤリトリが続いた。
こんな経験をすると、ついつい“次もまた質問で”と考えがちです。
でもココはちょっと注意が必要です !
頻繁に「?」付きの文章が送られてくると、
相手に対し「これは質問だから、答えて!」「次はこの事を教えて ! 」と、
次々に、返事を強要されるような感じを抱かせてしまいます。
特にメールのキャッチボールで行き来する内容は、男女とも徐々にプライベートなものが多くなってくるので、
そういう質問メールが続くと、
自分の事を根掘り葉掘りほじくり返されて、丸裸にされるようで、とても嫌な気分になるのです。
人は誰しも、個人的にあまり答えたくないコトや、触れられたくない話題、説明しにくい話など幾つかあるものです。
何でもかんでも文末に「?」を付けて質問すれば、答えてくれる、というものでもありません。
「根掘り葉掘り聞いてくる人だなあ…。何なの? この人」と思われないようにして下さい。
②疑問形には 必ず「?」マークが必要なのか?
疑問形にしなきゃ、質問しなきゃと思うと必然的に「?」が文末に付くことになります。しかし、「?」をつけた文章が疑問形であるという決まりごとなど、どこにもありません。まず、質問メールかどうかは、メールの内容を読めば分かることです。
「?」がついていなくても、相手が「私に質問してるな。私の意見を聞いてるな」と思えば、質問に対する答えを返信してきます。
一方で、文末にたとえ「?」が付いていたとしても、相手が「別に返信の必要、無いじゃない?」「質問かどうか、よく解らないなあ」と判断した場合、返信しないこともあるのです。
従って、「?」が文末に全く無くても、相手へ質問を匂わせたりすることで、キャッチボールになることは多いのです。
例えば、
♀「今日のお昼、ついにあの有名な○○○○で、×××を食べたよ♪」
とあれば、 “食べたことある?”の質問を感じさせるので、
♂「いいな~!そのお店、いつも混んでて入れないから、だま味わってないんだよ」
と返せます。
さらに、それに対して
♀「週明け月曜日とかは、あまり混んでないみたいだよ♪」
と返信があれば、“今度、月曜日に行ってみれば?”の質問を感じさせるので、
♂「ええっ、それは初耳!是非、今度月曜に行ってみるよ、ありがとう」
と返せるわけです。
いかがですか?
「?」マークも、直接質問が無くても、充分に会話のキャッチボールになっています。
(編集部 モテメール班)