11.メールを送る~メールを作成する~
メールにおける相手の呼び方
文章中、相手の事は「名前で呼ぶ」こと。これは原則です。
特にヤリトリが始まる段階で、「君は」とか「オマエさあ..」など馴れ馴れしい呼び方はNG。
相手のことを 「○○さんは・・・」「○○ちゃんは・・・」と名前で呼びかける事は、実は相手との距離を自然に縮める効果があるのです。
日常会話でも「君が」「お前が」「アンタ」なんて言われるよりも、苗字や名前で呼んでくれる方が嬉しいですよね。
顔の見えないメールならなおさら、余計にそう感じるわけです。
メールにおける自分の呼び方
もちろん自分の事を「名前で呼ぶ」ことは、逆にご法度です。
まあ自分の名前が入った文章は「サトシ的には、こう思うんだけどさあ~」と言う感じで、キモイこと間違いなし。生理的にダメと言う女性は圧倒的です。
自分の総称には「ボク」「オレ」に始まり「わたし」「オイラ」「小生」なども含まれますが、
気を遣いすぎて「わたくしは」では丁寧過ぎてキモイし、最初から「オレってさあ」は高圧的過ぎます。
無難に「僕」が良いでしょう。
絵文字・顔文字はどう扱う?
絵文字・顔文字をどうするかということについては賛否両論あるのが現実です。
「絵文字一つもうまく使えないようなセンスのない人はイヤ!」と言う意見もあれば
「男の人で絵文字や顔文字入りのメールを送って来る人ってどん引きです ! 」と言う意見も、
「女の子って絵文字・顔文字やデコメみたいな装飾がたくさん入ったメールが好き」と言う勝手な思い込みまであります。
確かに親しみやすさを出す為、気持ちを伝えるために絵文字や顔文字を使うのは悪いことではありませんが、中にはそういった表現を不快に感じる人もいます。
男性でも女性でも、絵文字嫌いの人は居るので使用するときは注意が必要です。
では実際に絵文字・顔文字は使わない方がいいのでしょうか?
結論から言えば『相手の性格をよく知らないうちは、避けたほうが無難』
大事なのは、『最初のうちは相手に合わせる』という事です。
相手が使う人なら使えばいいし、使わない人なら使わなければいいのです。
もちろん文章の最後につける(笑)や(爆)も同様に、相手によっては使わないほうがいいでしょう。
『★♪』など装飾文字について
絵文字・顔文字のほかにも、意外に使ってしまいがちなのが「 ☆♪」などの装飾文字。
☆♪マークは、女性が多く使っているマーク。
男性がこのマークを冗談半分ならともかく、普通に使っていたりすると、女性にどん引きされる可能性があります。
ですから、あまりオススメできません。
男性は装飾文字など凝った文章を作ろうとせずに、自然体で要点がちゃんと伝わるメールを作ることを心がけてください。
狙った小文字活用って?
「でしょう。かっこイイ。行ってくる」など通常の文章に必要な小文字は問題ありませんが、
「そうですぅ」「だよネェ」とか、更には「メェル」「ィィなっ」など、無理矢理狙った小文字を入れた表現を使う人がいます。
装飾文字と同様、もともとが若い女性達の文章から生まれ流行った表現ですが、残念ながら男性が使うのは基本的にはオススメしません!
まず小文字使う場合、女性の場合「可愛いッ」で済むのに、
男性だと「バカっぽい」「キモ~イ」と言う評価がなされてしまいます。
自分達が使うのは『女の子特有の文化でOK ! 』でも、男性が真似することに嫌悪感があるようです。
百歩譲って、もし小文字使うとするなら、気心知れた仲間同士限定にするべきなのです。
やはり『言葉づかい』が決め手
メールに限らず、現在、言葉づかいが雑になってきていると言われています。
特に若年層の話し言葉は、その意味すら解らないぐらい乱れてきています。
メールは文章です。まさか普段の『話し言葉』は使わないだろうと思いきや、同じような論調でメールしている男性も多くいます。
日常仲良しのダチと語る口調で、文章を書いてしまうのです。
ご覧のように文字にすると感じ悪いのは一目瞭然です。別に手紙の口語体や無理矢理敬語を使う必要ありません。
丁寧語(ですます調)程度でOKです。無理に敬語を使って変な日本語になってしまうより、ですます調で少々くだけた感じのメールが読みやすいです。
礼儀正しいカタイメールにならないように、ほどほどに丁寧語で行きましょう。
(編集部 モテメール班)